実は痩せる“腸もみ”の秘密!便秘・ポッコリお腹・冷え性も改善 | 痛みの根本解決は姿勢矯正 中央施術院【広島市佐伯区】

痛みの根本解決は姿勢矯正 中央施術院【広島市佐伯区】

姿勢矯正は、カラダの再設計(リデザイン)。
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美しさは結果。本質は、健やかで動きやすい身体づくり。
整体院が発信する、大人のための健康・ダイエット・筋トレ情報。

◆腸を整えると痩せやすくなる?その理由とは

こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

 

「便秘でお腹が張る…」

「下腹ぽっこりが治らない…」

「手足がいつも冷たい…」
そんなお悩みを抱えている方、実は共通して「腸内環境の乱れ」や「腸の血流不足」が影響しているかもしれません。

近年の研究では、腸は第二の脳(セカンドブレイン)と呼ばれ、
全身の代謝や免疫、ホルモン分泌にも関与していることがわかっています。

そしてそんな「腸」の働きを根本から活性化するアプローチとして、今注目されているのが“腸もみ”です。

 

◆“腸もみ”とは何か?

腸もみは、お腹にある小腸・大腸の周辺を優しく手で刺激し、
腸の蠕動(ぜんどう)運動を促したり、血流・リンパの流れを改善する施術法です。

東洋医学では「お腹(腹部)」を“気の中心”と捉えており、
西洋医学的にも自律神経のバランスホルモンの調整に腸が関与していることが示されています。

腸もみは医療行為ではありませんが、多くの整体・セラピーで取り入れられており、
便秘解消、痩身、冷え改善、PMS緩和などの効果が報告されています。

 

◆【エビデンス①】腸内環境と代謝の関係

2020年のハーバード大学の研究では、腸内細菌が脂肪燃焼に関わる短鎖脂肪酸(酪酸・酢酸)を生成することが示されました。
これらの物質は腸内を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑制しつつ、GLP-1の分泌も促進します。

腸もみにより腸が活性化すれば、腸内細菌のバランスも整いやすくなり、
代謝型腸内フローラ(やせ型細菌優位)へシフトしやすくなるのです。

 

◆【エビデンス②】腸と自律神経のつながり

腸は副交感神経(リラックス時に優位)によって活性化されます。
逆に、ストレスによる交感神経優位では、腸の動きが低下し便秘やガス溜まり、冷えが起きやすくなります。

腸もみは腹部の迷走神経を穏やかに刺激し、副交感神経を優位にすることで、
脳→腸の神経ネットワーク(腸脳相関)を改善する可能性があると、
『Frontiers in Psychiatry』(2019年)にも報告があります。

 

◆腸もみがもたらす5つのうれしい効果

  • ①便秘解消:蠕動運動が促進される
  • ②冷え性改善:血流アップで末端も温まる
  • ③下腹ぽっこり解消:腸のガス・老廃物を排出
  • ④代謝アップ:腸内フローラ改善+ホルモン分泌促進
  • ⑤自律神経が整う:ストレス緩和・睡眠の質向上
  •  

◆実践!自宅でできる腸もみのやり方(専門版)

腸もみを行う前に、腹部の構造を簡単に把握しておきましょう。
腹部は大きく分けて、以下のゾーンに分類されます。

  • 右下腹部:上行結腸、回盲部(腸のスタート)
  • 上腹部:横行結腸、小腸が集まる領域
  • 左下腹部:下行結腸、S状結腸(便の溜まりやすい場所)

また、腸もみは「蠕動(ぜんどう)運動の流れ」に沿って刺激することが大切です。
以下のステップに従い、1日5~10分を目安に行ってみましょう。

①姿勢を整える

仰向けに寝て、膝を90度程度に立てます。
これにより腸腰筋・腹直筋が緩み、内臓が前面へ出やすくなります。

 

②「の」の字マッサージ(浅層)

おへそを中心に、時計回り(右下→右上→左上→左下→右下)に、
手のひらまたは4本指腹で優しく撫でるように回します(1周3~5秒ペース)。

この段階では皮膚と腹直筋の間を滑らせる程度の軽圧でOK。
まずは表層のリンパ・血流を促しましょう。

 

③深層圧迫(大腸ルート)

腹直筋を押し分けるように、やや深めの圧で以下の順番に押圧します(各部位5〜10秒×3セット):

  • 右下腹部(上行結腸):骨盤上(腸骨稜の内側)
  • 右肋骨下(肝湾曲部):肋骨の下縁とへその中間点
  • 左肋骨下(脾湾曲部):胃の下、肋骨の下端
  • 左下腹部(S状結腸):へその左下5cm程度の位置

ここでは指の腹か手根部で垂直に圧をかけて3〜5秒保持
その後ゆっくり離すことを意識してください。
腸壁や腸間膜を過剰に刺激しないことが重要です。

 

④S状結腸・直腸移行部を重点的に

左下腹部(へその左下5cm付近)は便の最終通過点で滞留しやすい部位です。
指3本を重ねて、腹部の奥へ向かってやや斜め下(骨盤方向)へ押圧→ゆっくりリリースを数回。

 

⑤最後に深呼吸+腹式呼吸

5秒かけて鼻から吸い、下腹を膨らませ、
7秒かけて口から吐きながら腹を引き締めます。
腸の自発運動(基礎蠕動)を誘発し、リラクゼーション効果も得られます。

💡補足:腸もみに適したタイミング

  • ✔ 朝起床後の空腹時(副交感神経優位)
  • ✔ 就寝前のリラックスタイム
  • ✔ 入浴後の温まった状態(腹部の柔軟性UP)

逆に、食後30分以内・激しい運動後・体調不良時は避けてください。

 

◆注意点と禁忌事項

・妊娠中の方、腹部の炎症・疾患がある方は行わないでください。
・決して強く押しすぎないこと(内臓に負担がかかる恐れ)
・不快感や痛みを感じたら即刻中止し、医師など専門家に相談を。

※腸もみを行ったことで起こったいかなる事象についても当方では一切責任を取りません。

医師の指示のもと、ご自身の判断で行ってください。

 

◆まとめ:腸を整えると“全身”が整う

腸もみは単なるマッサージではなく、腸内環境×自律神経×代謝という3つの軸にアプローチできる、
極めて深いセルフケア法です。

食事や運動だけでうまくいかなかった方こそ、
「お腹に触れる」ことで体が変わる感覚を、ぜひ体験してみてくださいね。

 

 

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