気仙沼から、南三陸・志津川に向かいます。
ほぼ車を止めず、助手席からカメラを構え撮った写真になりますので、
高速道路が通っていたのか、作りかけていたのか分からないです・・・
どこまで行っても、驚くほどのがれきが、まだまだたくさん残っています。
このたくさんのがれきを、これからどうやって処理していくんでしょうね・・・
さすがに3ヶ月経っているので、最初の頃よりは片付いているんでしょうが、
とてもそんな風には思えない光景が延々と続いています。
私の友人の実家はこの南三陸にあったそうです。
家は流され、お父様、おばあさま、お嫁さんが流されてしまった、という事です。
「母だけでも助かって本当によかった」
と言っていた友人にも今回会う事が出来ました。
「メール、ありがとね」
と言った友人の目には涙があふれ、私もこらえる事が出来ませんでした。
どの辺に実家があったのかな・・・
南三陸・志津川の辺りは、「道を走っている」というよりも、
かろうじて、がれきの間を走る「スペースを走っている」という感じでした。
今回行ってみて驚いたのは、山の中なのに、津波の被害を受けている場所があった事。
おそらく、近くを流れていた川が逆流してきたんだと思うのですが、
その後カーブを超えると、何の被害もない風景が現れたりした事です。
山の中なのに、津波の被害。
考えた事もなかったでしょうね・・・
今まで、私の中での「津波」って、数十センチのものしか記憶になかったけど、
こんな想像もつかない自然現象ってあるんだな・・・と改めて知りました。
この日、このまま南下し、石巻も通ったのですが、
石巻は他の日にも行きましたので、その日の記事に写真載せたいと思います。