オリックス 園部聡選手、6番DHでプロ初昇格 プロ初出場 プロ打席 プロ初ヒット プロタイムリー プロ初打点 プロ初ヒーローインタビュー
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◆ロッテ3―4オリックス(3日・QVCマリン)
オリックスが新顔の活躍でロッテに逆転勝ちした。3点差を追いついた7回2死一、二塁で、園部が2番手の大谷から左前へ勝ち越し打。1軍登録されたばかりの20歳は「積極的に行こうと思いました」と敵地のヒーローインタビューで声を弾ませた。
13年のドラフト4位でプロ入り。右肘を手術した影響もあり、たった1年で育成選手になった。今季はウエスタン・リーグで6本塁打を放ち、今月1日に支配下再登録。支配下選手の上限いっぱいとなる70人目での滑り込みだった。貧打解消のカンフル剤として2日の試合後に1軍昇格が決定。背番号124から00番に変更され、プロ初安打初打点、初三振、初死球と初もの尽くしだった。
6番・DHで思い切って起用した福良監督は「よく打ってくれた。園部に助けられた。園部様々。大したもんですよ」と称賛。園部本人も「いいスタートになった。この流れに乗って、チャンスを1つずつつかんでいきたい」と言葉に力を込めた。