大雪が続いていた札幌。
アパートの前の道路で毎日誰かの車が埋まるので、怖くて車を動かしていませんでした。
久しぶりの晴れの昨日、この日を逃すまいと東川に戻りました。
帰宅したら、佐すけが大喜びで走り寄ってきました。
少し前のこと立春の翌日、佐すけは
「突発性前庭疾患」という病気にかかりました。
老犬に多い病気で、平衡感覚を司る前庭神経に異常が起きるようです。目が回るので気分が悪くなり、食事もほとんど取れなくなります。
原因は定かではなく治療法もない病気ですが、大抵は3日ほどで症状が治まり、後遺症が残る場合もあるとのこと。
夫から佐すけが歩けなくなったと最初に連絡が入ったときは、ショックで目の前が真っ暗になり
東川に戻る道中も気が気でありませんでした。
戻った日は少し歩くとよろけたり、
首を振るとバランスを崩し倒れたりしていましたが、翌日は家の周り少し長く歩けるようになりました。
2週間ぶりに会った佐すけはすっかり元気になっていました。
元通り車に乗れるようになり、大好きなキトウシ森林公園に行き大喜び。
たくさん歩いてきました。
息子のサポートをするため東川を離れて札幌に来てから、佐すけと猫のミーナは夫が1人で世話をしてくれています。
甘えん坊の佐すけは私がいなくなってから
相当なストレスを感じていたことでしょう。
やむを得ない事情とはいえ、佐すけにはいつも申し訳なく思っています。
ここ一年くらいで少しずつ身体に問題が出てきています。
昨日は先代犬「ぎ助」の命日でもありました。
ぎ助は14歳で天国に行きました。
犬の平均寿命も14歳、佐すけも10月で14歳。
自分が老いて死ぬことは怖くありません。
でも、佐すけのこととなると話は別です。
まだまだ元気な佐すけですが、
確実に老いは進んできています。
佐すけとミーナがストーブの前で過ごす
当たり前の風景も貴重に感じられます。
少しずつ佐すけの老いを受け入れながら
一緒の時間を今まで以上に楽しんでいこうと思います^_^