「宇浮絹の鎧」うぶきぬのよろい 連作 油彩・キャンバス
宇浮絹とは胞衣（胎児を包んでいた胎盤等）のことです。
奥三河の陰陽道系の祭文の「大土公神祭文」（だいどくうじんさいもん)の中で、
第五子の五郎の姫君は、胎児の時に父王から数々の宝物と共に「宇浮絹の鎧」を譲られます。
姫宮はその鎧を身に纏い、兄王子達に戦いを挑んでいくという
お話を元に イメージした作品です。
その一からその八までの連作です。
「宇浮絹の鎧」その七 油彩・キャンバス F6 2008年
蓮の葉が どんどんどんどんどんどんどんどん大きくなって
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「宇浮絹の鎧」その七 油彩・キャンバス F3 2008年
最後には 地球を守る鎧に なりました。
胎児の時から 胞衣で作られた宇浮絹の鎧に包まれ、守られていたという 五郎の姫君のイメージから 胎盤と蓮の葉の葉脈が似ていると感じて この連作を描きました。
水の中の 大地の女神は 前に連作で描いた大気都比売命のイメージです。