「妙見菩薩図」油彩・キャンバス SM 2017年
妙見菩薩は、北斗七星もしくは北極星のカミサマです。
妙見信仰はインドに発祥した菩薩信仰が
中国で道教の北極星信仰と習合したもので、妙見菩薩は仏教の
仏さま として日本に伝来しました。
「妙見」とは「優れた視力」、善悪や真理をよく見通す者という意味で、菩薩とありますが天部のカミサマです。
妙見菩薩信仰には、星宿信仰に道教、密教、陰陽道などの要素が混交しており、妙見菩薩の姿も一定ではなく、
甲冑を着けた武将形で玄武(亀と蛇の合体した想像上の動物で北方の守り神)に乗るもの、
唐服を着て笏を持った陰陽道系の像など、さまざまなお姿があります。
ここでの妙見菩薩は
サンドロ・ボッティチェリの「ウ”ィーナスの誕生」をもじったお姿にしました。
本日は「一粒万倍日」、「神吉日」、「大明日」、「母倉日 」と4つの吉日が重なったおめでたい日だそうです。
「一粒万倍日」は、蒔いた籾の一粒が、万倍に実るとされる吉日
「神吉日」は神社への参拝、お墓詣りに行くと良いとされる吉日。
「大明日」は、太陽が隅々まで明るくてらしてくれるとされる吉日
「母倉日 」は 母が子を育てるように天が人を慈しむ吉日だそうです。
皆さま 素敵な土曜日の午後をお過ごしください。