「摩多羅神曼荼羅図」 ミクストメディア 2020年
摩多羅神は、慈覚大師・円仁が唐から帰国する時に感得したという
天台宗の護法神です。
阿弥陀仏を本尊とする常行堂の背面に秘密裏に祀られ、大黒天や荼吉尼天とも同体とされ、不気味な障礙神として畏われると同時に大いなる力があるとされています。
本来の仏画の「摩多羅神荼羅図」の上部には 北斗七星が描かれています。
北斗七星の 星の持つ意味と、七福神のイメージと人体のチャクラの7色を私なりに表現した作品です。
七福神の裏面が 人体の7つのチャクラを示す色になっています。
中央の鼓を持つ狩衣姿が魔多羅神です。
左右にいるが丁禮多童子(ていれいたどうじ)
爾子多童子(にしたどうじ)は 笹と茗荷を持ち、楽しそうに踊り狂っています。
「摩多羅神曼荼羅図-魔多羅神像」 石粉粘土 アクリル絵具 板 W28 D7.5 H42
「摩多羅神曼荼羅図-布袋面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W22 D22 H8 裏面チャクラ 赤色
「摩多羅神曼荼羅図-寿老人面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W20 D28 H8 裏面チャクラ 橙色
「摩多羅神曼荼羅図-福禄寿面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W22 D24 H7.5 裏面チャクラ 黄色
「摩多羅神曼荼羅図-恵比寿面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W22 D25 H7 裏面チャクラ 黄緑色
「摩多羅神曼荼羅図-毘沙門天面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W19 D26 H8 裏面チャクラ 水色
「摩多羅神曼荼羅図-弁才天面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W20 D26 H7 裏面チャクラ 藍色
「摩多羅神曼荼羅図-大黒天面」 石粉粘土 木 アクリル絵具 W22 D25 H8.5 裏面チャクラ 紫色
「摩多羅神曼荼羅図・丁禮多童子」 油彩・板 123×37.5
「摩多羅神曼荼羅・爾子多童子」 油彩・板 106.5×37.5

