「荼吉尼天曼荼羅図」 油彩 キャンバスF30 2011年
荼吉尼天は 元のインドでは人肉を食べる鬼(夜叉)ダキニーでしたが、仏教に取り入れられ、豊かさをもたらす仏教系お稲荷さまとなりました。
豊川稲荷が有名です。
白狐に乗った三面十二臂の姿が三面荼吉尼天です。
三面の中央が「宇賀神弁財天」、向かって右が「大聖歓喜天」、左が「荼吉尼天」の三尊が合体した姿をしています。
天女子、赤女子、黒女子、帝釈使者や、十六童子や様々な眷属と共に強力なご利益があるとされ、近世初頭から福大明神等と称され、信仰が流行しました。
大阪市立美術館にある「荼吉尼天曼荼羅図」を元に 荼吉尼天を中心に眷属達も作品にしました。

