「大気津比売神(No.1)」 油彩 キャンバス F50 2007年
大気津比売神は日本神話に登場する、穀物や食物の女神です。
高天原を追放され空腹になった須佐之男命が、食物の女神である大気津比売神に食物を求めると、様々な沢山のご馳走でもてなしをしてくれました。
その際、須佐之男命がこっそり様子を覗くと、なんと大気津比売神は鼻や口、尻から食材を取り出して調理をしていました。
怒った須佐之男命が大気津比売神を斬り殺すと、大気津比売神の身体から蚕や稲の種、粟、小豆、麦、大豆が生まれ、そのおかげで五穀の種が手に入りましたという神話があります。
N0.1からNo.6までの連作で、大気津比売神が大地に帰っていくのを表現しました。
ご利益は「農業守護」「漁業守護」「開運招福」「厄除け縁結び」「子宝」「家内安全」です。
