イエス・キリストの名によってサタンを取り扱う | イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

1世紀のイエスの弟子たちの初代教会が回復したイスラエル教の教会(エクレシア)であるイェホシュアのイスラエル

Courtesy of Pedro Szekely

 

 

これは、召された人でなければ、わからないことです。理解できないことです。



イエス・キリストの名によって、いただいた権威によって(ルカ10:19)、サタンの支配を打ち砕く。神の国は、そのような、サタンの支配を打ち砕くことと、直結しています。

創世記で、アダムとエバがサタンの言葉に耳を傾けて、それに従って以降(申命記28章参照)、人類はサタンが支配する状況となりました。サタンは、原義が、神に反する者。つまり、人類は、神に反する状態が、所与(言わば先天的な存在の前提)となってしまったのです。

イエス・キリストは、サタンの支配を滅ぼすために来たと書かれています。

罪を犯している者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現れたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。
第一ヨハネ3:8

創世記では、アダムが造られた際に、地の上の支配は、アダムに任されました。
しかし、そのアダムが、サタンに言葉に耳を傾けて、それに従ってしまったがために、地の上の支配は、サタンに移りました。サタンが、地の上の支配を、人間から盗みました。

この仕業を打ち壊すために、御子であられるイエスが地上に送られ、十字架の受難を忍ばれて、死なれました。そうして、三日目によみがえられました。これによって、サタンの支配は、打ち壊されました。しかし、一人一人の人間には、課題が課せられており、それは、第一に、信じる人は、イエス・キリストと同じように、信仰によって、サタンの支配を打ち壊す。第二に、それは、イエス・キリストの名と権威(ルカ10:19)によって行う、ということです。

信じなければ、その人におけるサタンの支配は、打ち壊されません。
イエス・キリストの名と権威を使って、サタンの支配を打ち壊す行動に出ない限り、サタンの支配は、打ち壊されません。

しかし、イエス・キリストの名と権威によって、サタンの支配を打ち壊したならば、そこに、神の国が来ます。



イエス・キリストを信じるということは、サタンを取り扱うということです。その名と、権威によって、サタンを取り扱うのです。支配されていた状況から、支配する状況に移るのです。

このことを理解すれば、神の国がどのようなものであるかが、わかって来ます。
主イエス・キリストが打ち立てられた救いが、どのようなものであるかが、わかって来ます。