Courtesy of Elke Mader
悪霊の追い出しで深刻な悩みを抱えている方々と、突っ込んだ話をしていくと、ほぼ全ての人が、かなりな程度の対人恐怖症を抱えていることがわかってきます。
日常的に会う家族や、ごく限られた職場の人などについては、なんとか、人間関係を保ち、口を聞くことができていますが、それ以外の人々とは、一切、コミュニケーションができませんし、そうした人達と接することに、極度の恐怖感を感じます。
対人恐怖症は、私も、二十歳の時にインドに行って、ドラックをやりまくって、二日酔いならぬ七日酔いのような状態になり、日本に帰ってこれなくなって、結果、滞在先のタイ国バンコクまで叔父二人が迎えに来て、そうして帰国後精神病院に入った。5ヶ月程度入院して、退院した後から、不眠症を癒すために、様々な仏教系のスピリチュアルに取り組んで励んだ。そこで諸々の悪霊が入ってきたようで、二十四歳ぐらいから、極度の対人恐怖症を患い、その後、長く苦しみました。
私自身が、悪霊まみれで対人恐怖症になって、長く苦しんだ経験があることから、その人自身の悪行(聖書から見て悪行だということ。聖書で言う罪。神から外れること)によって悪霊が入り対人恐怖症になった、その人の対人恐怖の大変さということは、よくわかります。
なお、私が対人恐怖症でひどく苦しんでいた時期は、それが悪霊から来るものだということがよくわかりませんでした。また仏教系にしろ(○○瞑想法とか、○○聡明法といった類)、西欧系のヒーリングやアセンションにしろ、インド系の自己啓発にしろ、何にせよスピリチュアルをやると悪霊が入るという知識は一切ありませんでした。
極度の不眠に対処するのに、○○瞑想法や、○○聡明法や、クンダリーニヨーガや、チャクラ開発などを一生懸命やったのですが、それが悪霊諸々が入る原因になろうとは。また、その悪霊諸々によって、人格に縛りがかかり、不自由極まりない20年間を送ることになろうとは。まったく考えもしませんでした。
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悪霊で相談に見える方々は、おおむね、20年程度、極めて普通ではない性的な逸脱を繰り返し続けてきていいるか、あるいは20年程度、人間関係を改善したり自己実現をしたりする目的で多種多様なスピリチュアルに取り組んできています。聖書で言えば、十戒の罪のうち、姦淫の罪ないし偶像崇拝の罪を犯し続けてきている格好になり、そうした罪(聖書で言う罪。イスラエルの神から見て罪)ゆえに、様々な悪霊が入るための霊と魂の扉を開けている格好になって、その扉から複数の悪霊が入って行きます。
ほぼすべての方が、20年の長きにわたって、姦淫の罪か、偶像崇拝の罪を、犯し続けている…そのことによって、諸々の悪さをする悪霊が複数、その人に入り込んで、住み着いてしまい、いったん、住み着いてしまうと、もう、その人を舞台に、様々な奴隷の状況を作り出して、さらに悪行を重ねるように仕向けたり、行動に不自由がかかったり、人とまともな関係が持てないようにしたり。あるいは、さらに程度の強いスピリチュアルに傾倒するように仕向けたり。あるいは、さらに罪が重い性行為、例えば、SMにのめり込むように仕向けてみたり。悪霊は、その人の意に反して、そういう行動を取るように仕向けます。
また、悪霊が憑いている人は、悪霊が憑いている第三者を引き寄せます。中にいる霊が、霊同士で、瞬時に理解し合い、同類がいると認めるので、似た悪霊がいる人がそばに寄ってくるのです。Twitterでも、この現象は見られます。アメーバブログでも同じ現象が発生します。
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そのような悪霊が複数、その人に住み着いた結果として、その人は、パウロ書簡で「おくびょうの霊」と総称されている悪霊憑きの状態となり、結果、極度の対人恐怖症を患う形になります。
この悪霊が元となっている対人恐怖症は大変なもので、少しの用事があっても、外に出るのが怖い。新しい人を話すのが怖い。インターネットのオンラインビデオ会議でも顔を出すことができない。働くために面接を受けることができない。新しい職場で自分が働くことなど想像もできない。人が怖い。隣に住んでいる人が怖い。誰もかれもが怖い。人と会いたくない。コミュニケーションしたくない。挨拶することも怖い。そういう恐怖症です。これが毎日毎日続いて、かれこれ10年、20年という状況になって行きます。
対人恐怖症があっても、ごく近くにいて知り合った異性と結婚する人はいます。しかし、結婚していても、対人恐怖症は残っているので、配偶者とは特殊なコミュニケーションをします。また、子供が生まれても、子供とは特殊なコミュニケーションをします。そうして家族関係を営むことはできます。しかし、家族以外の人とは、極度の恐怖があるため、関係を持つことができません。
苦しい。本当に苦しい。
精神科医で、診断をもらって、服薬する生活に入り、病名ゆえに、障害者の三級、二級といった認定がなされて、年金で生活ができるようになれば話は別ですが、そうではない場合、働かないと食べられません。そういう方は、筆舌に尽くしがたい恐怖の経験を、毎日するようになります。
まったく悪霊から来る対人恐怖症はひどいものです。何人も、そういう方を見ました。
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ここでは、聖書のやり方で行う、悪霊の追い出しがどういうものであるかについては書きません。
そういうひどい悪霊を持った方でも、聖書をしっかりと学んで、イエス・キリストの弟子になることを決意し、信仰告白を行い、水のバプテスマを授けられて、その後、しかるべき手順によって中にいる悪霊を特定して、その悪霊をイエス・キリストの名と権威によって追い出す、ということを何度か繰り返すと、悪霊から解放されます。中にいた悪霊、その人に住み着いていた悪霊が、その人に住み続けることを諦めて、出て行きます。その人を手放します。
そうすると、その人の、あれほどまでにひどかった対人恐怖症は、嘘のようになくなり、その人は、普通に、社会生活を営むことができるようになります。家の外にいる人たちと、挨拶したり、コミュニケーションしたりすることができるようになり、就職のための面接が苦にならなくなり、新しい職場でも、周囲の人達に溶け込んで、普通に働けるようになります。
そうした悪霊の追い出しを、イエス・キリストの名と権威によって行います。