お待たせしました。米国の骨太預言者ジェレミア・ジョンソン(Jeremiah Johnson)による「真の預言者の10の特徴」(下)です。(上)はこちら。
ここで、預言者とは、どういうものなのか、補足しておきますね。私も、昨年11月初旬に天の父から「お前を日本の預言者にする」と言われて、おずおずと、天からいただくお言葉を預言として出し始めてから3ヶ月弱であるため、すべてを知っているというわけではありませんが。
まず、預言者は、成りたくて成るものではありません。勉強して成れるものでもないし、努力して成れるものでもない。
ある日、突然、天の父か、イエス様か、聖霊様から、「あなた、今日から預言者、やりなさい」と言われて、目を白黒しているうちに、「やるの?やらないの?」と答えを急かされ、もう腹を括って「や、やらせていただきます!(半分涙目」と答えたら、その日から預言者人生です。それで召命終了。ものの10秒ですよ。
霊のことは、天と人間とのレスポンスがものすごく早いです。即応が求められます。誰かのために祈れと言われたら、布団から飛び出て、祈り始めなけれいけない。それが1時であっても2時であっても。
預言者であれば、「これから、レバノンへ飛んで、ハマスのいる地域に入って、預言を始めなさい。預言する内容は現地で伝えるから」と言われたら、即応しなければなりません。
もう、すべてのアポイントメントをキャンセルして、すぐに羽田空港か成田空港に移動して、その時に財布の中の所持金が1,000円であろうが、1万円であろうが、即移動です。
羽田でも成田でも、到着して、ロビーかどこかをうろうろしていると、天使が人間に成り代わった人か、奇特な方が現れて、チケットなり足りない現金をくれますから、それでもって、レバノンに一番近いところまで即移動しなければならない。主が行けとおっしゃっているわけですから、主は天地万物を創りたまいし神ですから、お金があってもなくても、その預言者をレバノンまで移動させることぐらい朝飯前です。預言者はそのことをわかって、即移動するのです。
便が得られて、エジプト航空か、カタール航空か、トルコ航空かわかりませんが、とにかく、ドーハとか、カタールとか、ドバイとか、レバノンの近くの空港まで飛ぶ。(ちなみに、トルコ航空のパンはうまいです。カタール航空の機材は最高です。ドーハ空港で夜明かしするのはしょぼい経験です)
そこから乗り継ぎでレバノンへ入り、さてと、知り合いをFacebookか何かでつてを探して、とにかく、現地の方のアテンドをいただいて、ホテルに入るなり、その方の家に泊めてもらう。
そんな感じです。預言者とは、そういう感じの行動を求められるんです。
常軌を逸しています。神のことをするのだから、この世の行動基準とまったく違うのは当たり前なんです。
ちなみに私は、例の京都でイエスの伝道を400年にわたって強く押さえつけていた密教系の呪いを断ち切った時に、この種の行動を求められました。あれが人生初です。それを皮切りに、その流れの中に入っています。すべてここのブログで書いていますから、時系列でたどっていただけるはずです。
エリヤを見てください。彼が預言者の行動パターンの典型を表しています。
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預言者のしあわせとは、ただひたすらに主に仕えること。主からの声に100%忠実であること。それによってのみ、その預言者のしあわせは得られます。この世の基準の一切は関係ありません。
この世の終わりに関して、明日、イエス様が下ると言われれば、即、預言を始めて、明日に備える人のためにそのことばを出す。自分の準備は二の次。というか、自分が準備しているヒマなどありません。天から言われたことを淡々とやる。
これをもって異端だの、クリスチャンではないだの、人間的な頭で判断したり、非難したりする方々には、次のみことばがあります。
預言者を預言者だというので受け入れる者は、預言者の受ける報いを受けます。また、義人を義人だということで受け入れる者は、義人の受ける報いを受けます。(マタイ10:41)
預言者を預言者として受け入れれば、預言者の受ける報いを受ける。その逆に、預言者を預言者として受け入れなければ、預言者の受ける報いを受けられない。そういうことがあるようです。私もいくつかケースを見ました。
預言をないがしろにしてはいけません。(第一テサロニケ5:20)
預言もまた神のことばですから、力があります。生きています。成就します。この生きたことばをないがしろにすると、神のことばのしっぺ返しを受けます。私もいくつかケースを見ました。
新約の時代は、神のことばが、御子イエス・キリストですから、神のことばにあらがうと、反キリストと同じことをしていることになり、大変にまずいです。必ずそのことはわかります。
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前置きが長くなりました。ジェレミア・ジョンソンの「真の預言者の10の特徴」の後半の5本に入りましょう。
彼の英語は大変に濃密な意味が絡み合っていて、翻訳するのがかなり難しいです。それを押して日本語にしています。(言ってしまえば、詩行として書かれていますね)
6. The Fruit of Rejection
6. 拒絶がもたらす果実
True prophets often have not fully made peace with their calling and its consequences and can therefore seem hard at times. They can appear angry and defensive as they are geared in advance for anticipated hurt.
真の預言者は、召命があって預言者の人生が始まっても、自分の立ち位置に平安を感じることができず、往々にして辛そうに見える。また、怒っていたり、防御的になっているように見える。なぜなら、踏み出した人生の先に精神的ダメージが予期されているから。
(付記。これを訳していて、この世界は、ショパンコンクールで優勝したピアニストがコンサートピアニストとしての人生に足を踏み出した。そういう状況における彼、彼女の状況と同じだろうなと思いました。率直な話。1965年優勝当時のマルタ・アルゲリッチを思い浮かべればおわかりいただけると思います。)
7. Uncommon Experiences
7. 尋常ならざる経験
True prophets have dreams, visions, angelic appearances, demonic attacks, and deep spiritual insights.
真の預言者は、夢を見、ビジョンに遭遇し、その前に天使が現れ、悪魔と対決し、深い霊的な洞察力を持つ。
8. Awareness Deficits
8. 認識が他者と根本的に異なる
True prophets have little consciousness of what might be viewed by others as weird or strange behavior, but to them is totally normal.
真の預言者は、他者が気持ち悪いとか奇妙な行動だと思うかも知れない事柄をほとんど気にしない。彼らにとっては完璧にノーマルであるから。
9. Eccentric Personalities
9. 常軌を逸した人格
True prophets seldom understand themselves until there is maturity and healing. Often times their personality is shaped by all the rejection they receive because they don't think, feel, or even act like other people.
真の預言者は、預言者としての人格が完全なものになり、それまでに受けた傷がすべて癒されるまで、自分自身を正しく理解することはまずない。多くの場合、彼らの人格は彼らが直面するおびただしい数の拒絶によって形作られる。拒絶に会うのは、彼らは世間の人のように考えることなく、感じることがなく、行動すら異なるからである。
10. Sinful Self-Protections
10. 罪が育む自己防御の心理
True prophets may develop illegal self-protections based in judgments on others and fear of vulnerability. As children, many became the family scapegoat and are set up for ridicule and dark confusion in life.
真の預言者は、世間の人との不調和や傷つけられることへの恐れから、並なレベルではない自己防御の心理を作り上げがちである。子ども時代には、家族の中でスケーブゴートになったり、嘲笑の対象になったり、暗く混乱した人生に足を踏み入れることがある。