自分の中では、スポンテニアス・ワーシップというものに出会ったのがベテル・ミュージックの何本かの動画であったので、どうしてもベテル系の動きを中心に考えてしまいますが、他にも米国で取り組んでいる教会はあるでしょうし、欧州にも少しありそうです。それはそうとして。(クリスチャンミュージックバンドでにぎやかに演奏するというのは、メガチャーチで普通に行われている賛美形態です。スポンテニアス・ワーシップは、バンドがステージに上がっている見た目は同じなのですが、そこには本質的な違いがあります。主には、聖霊様に自由に導かれる「スポンテニアス」なところがあるかどうかです。)

 

いくつもの動画を見てきてわかるのは、やはり賛美リードの方の資質というか、歌う言葉に込める信仰の中身によって、大きな違いが出るということです。その会堂や参列者に現れる主の臨在のテクスチャーはかなり違います。

 

ある時「今日の臨在はシルキーな感じでしたね」と評したことがありました。その日、賛美リードだった方からは喜ばれましたが(^o^)。そう、絹のような質感のある主の臨在というのもあるのです。男性的なダイナミックな主の臨在もあります。重たいのもあるし、軽いのもある。色々です。それは、創造主であられる主が、多種多様なものを包含するクリエイティビティそのものであられるからでしょう。何を引き出すかは、賛美リードの方のイメージや信仰によるのです。

 

日本のリバイバルにおいて、仮に、スポンテニアス・ワーシップを本格的に打ち出す教会があったとして、そこが積極的にやると、おそらく非常に多くの10代、20代、30代の受洗者を獲得するのではないかと思います。聖霊様の力は大変にパワフルであり、リバイバルで新しいクリスチャンを獲得するという意味では、聖霊様にかなうものはありません。スポンテニアス・ワーシップは、そもそもが聖霊様が自由に働かれる、スポンテニアス(spontaneous)な賛美礼拝フォーマットですので、一度カチッとはまると、日本でも膨大な数の新生者を生み出すはずです。

 

ベテル・ミュージックのスポンテニアス・ワーシップ動画のビュー数を見ていると、50万を超えるものも少なくありません。礼拝の動画が50万ビューを超えるというのは、日本では…これから当たり前になるでしょう(^o^)。スポンテニアス・ワーシップは他の伝道形式と比べると、リーチする力がダントツです。サウンドの力です。

 

以下の動画はワーシップではなく単発の現代賛美歌ですが、730万ビューもあります(^o^)。歌っているのは尊敬する賛美リード、ジェン・ジョンソン。

 

 

 

 

 

Photo courtesy of J_D_L