411回目路上ライブ11/18(土)歌ごとの成功体験 | オサムサバトの作詞ノート

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路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

411回目路上ライブ11/18(土)


【歌ごとの成功体験】


この路上ライブのレポートは、
基本的には出来事を時系列を追い、その時思った事や、録音を聞き直して気付いた事、などなどを書いている。

しかし、じっくり書いてる時間が足りず、ついつい溜めがちになっている。
溜めてしまうと、あせるばかりで筆が進まなくなってしまう。

そこで、なんとかそれを挽回するために、
しばらくは、印象に残った出来事だけを、時系列を気にせず書ければと思う。

このレポートは、自分自身の日誌のような意味で書いているのだ。良い事も悪い事もいろいろある。

路上ライブで、誰も立ち止まらず落ち込んだり、投げ銭成果が少なくて凹んだり、批判的な事を言われて辛くなる時もよくある。

しかし、お気づきの人もいると思うが、
自慢話がけっこう多いと思う。

実際のところ、人を楽しませ盛り上がったり、称賛の言葉をもらったり、路上ライブを始める前のボクは、こんな事はなかった。
いや、あったかも知れないが、ほとんど思い出せない。

ボクが「自分には才能ある!」と勘違いしても、しょうがないでしょう?

自己満足に近いレポートだが、よろしければお付き合いのほどを。


✻409回目、410回目のレポートは、追い追い書くつもりでいる。


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11/18(土)

22時32分

柏駅南口改札前通過。





1階ウッドデッキでは、翔平君とレンタ君が演っていた。
この寒さの中、演っている人がいるのが嬉しい。



2階のビックカメラ屋根側では、ダンス・イベントが演っていた。
ダンサーと観客を含めて30人くらい集まっていた。
以前のようなDJブースは組んでないが、練習用より大きめのBluetoothスピーカーと、ライトを持って来てたようだ。
ここは、照明が早目に消えるので、ライトは必需品なのだろう。
スピーカーは大きめだったが、音量はほどほどで、わきまえてる感じだ。
うるさくすると通報されるのを、リーダーがちゃんと知ってるのだろう。




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22時45分

さぁ、始めよう。
場所は、丸井側の駅寄りだ。



この辺で演っている。
準備中は、この柱ベンチに座ったり荷物を置いたりしている。


人通りはまだ多いが、どんどん駅構内に消えて行く。
この寒さだ。みんな家路を急いでるのだろう。
昼間は暖かく、夜になって急に寒くなった日は、止まる確率が下がる。
みんな寒くて、歌を聴いている余裕などなくなるのだろう。

とりあえず、1本目の燃料を開ける。
セッティングしチューニングを済まし、ICレコーダーで録音を開始する。
電池は、新品に取り替えた。
そういえば、一度切れて応急処置で繋いだ3弦は、まだ健在だ。そろそろ張り替えてもいい頃だ。

10分くらいは、曲とも言えない曲や作りかけの曲を、ただ弾いていた。

しかし、いつまでもだらだら演っていてもしょうがない。ウォーミングアップ終了だ。
そろそろちゃんと始めよう。


まずは、
「サービス残業」

♪〜

続いて、
「俺はゴキブリ」

♪〜

誰もいないけどサンキュー!

などと言ったりする。
動画で撮ってないので、状況説明的な事を録音しておくのだ。

続いて、
「国が定める最低限度の歌」

♪〜

急な思い付きで、カポ5で歌ってみた。
充分余裕で歌えるキーだ。問題はない。
コードの押さえ方でAmの曲をカポ5にすると、実キーはDmになる。
Dmは、Cのハーモニカの3rdポジションで吹けるのだ。
Cのハーモニカは、車とトラックに置きっぱなしにしてるのがある。録音を聴き返しながら、合わせられればと思ったのだ。
後日試してみたが、イイ感じだった。
これからこの歌は、カポ5で行こう。

続いて、
「会社を辞めたくなる時」

♪〜

続いて、
「休日出勤」

♪〜

この歌は長いので、①だけで済ます事が多いし、今日も①番だけにしようかと思った。
しかし、①番が終わる頃、


そうそう、いいねぇ~


と、声をかけてくれる人が現れた。
それならばと、間奏を省略して②番へと続けた。


そうそう、その通り


歌詞をしっかり聴いて、それに反応しているのが、歌っていてわかる。イイ感じだ。
しかし、③番まで聴いて行ける時間があるのか不安だ。やはり延長は②番までにしておこう。
帰り際に、お褒めの言葉と投げ銭まで頂き、有難い限りだ。
今日は寒いし、成果0円になりそうな予感がしていたので、それを回避できてホッとした。


歌(作品)には、それぞれ成功体験のようなものがある。
泣けた、しみた、カッコイイ、ウケた、いいねぇ~等等、
歌ったあと、良い感想を頂く事がある。
歌は、作った時点で、自信と不安の間を行ったり来たりするものだが、
実際に歌って聴いてもらわないと、ウケるかどうかはわかんない。
初めて聴いた人から高評価を得られれば、それがその歌の
「成功体験」になる。
内容に踏み込んだ感想を聞ければいいし、こだわりのフレーズに気付いてくれたらもっといい。
そんな成功体験を積み重ねて行けば、大きな自信になり、どこでも自信を持って歌える歌になる。

「休日出勤」には、
歌っている時は誰も近くにいなく、迷いながら歌ったのに、どこで聴いていたのかわからない人から、良かったよと、声をかけられた事が何度かある。近くでノリノリで聴いてくれるのとは、ちょっと違う成功体験だ。
毎回成功体験があるとは限らないが、頑張って歌おうと思うのだ。

今日最初の投げ銭が入り、気分が軽くなった。
さぁ、どんどん次行こう。
「まだ働いてる人がいる」

♪〜

始めてから、約45分経過した。

さて、そろそろ録音テイクを切り換えようと、ICレコーダーの録音を一旦止め、そして再び録音開始した・・

ところが、
寒さで電池が電圧低下し誤作動したか、それとも単純な操作ミスをしたのか、
ここから路上ライブ終了までの約1時間が、丸々録れてなかったのだ。

そんな訳で記憶はあやふやだが、憶えている事だけでも書いておこう。


「やってみなけりゃ わかんねぇ」

「貧乏ロック」

「音楽不用論」

♪〜♪〜


♪=180Aの曲を続けた。

「終電なんか気にするな!」も180Aだが、今日はなるべく後回しにしておこう。
この歌だけは、成功体験がダントツに多いし、終電間際の方がウケる歌だ。

歌っても歌っても、なかなか誰も止まらない。
なぜか今日は、間奏や歌と歌と間の休憩中に人が通り、歌ってる最中には、人の流れ途切れている。
人の流れと上手く噛み合わないのだ。
臨機応変に歌うのもアリだが、とりあえず原曲通りに、間奏などをちゃんと入れて歌っていた。


突然、4人組の若い子がフラッと寄って来て、体育座りで聴き始めた。
リピーターなのか、酔った勢いでの悪ふざけかわからない。
とにかく、そろそろ
「終電なんか気にするな!」行こう。

♪〜

イイ感じで盛り上がり、1人が投げ銭してくれると、他の3人もつられて投げ銭してくれた。有難い限りだ。
そしてすぐに行ってしまった。
悪ふざけっぽい感じもするが、盛り上がったし、投げ銭も入ったのだからOKだろう。

それから、
「国が定める最低限度の歌」

「お酒足りないぜ!」

♪〜

よく歌うレパートリーは、一通り歌った。
最後は「終電リピート」で、臨機応変に行こう。

✻「終電リピート」とは、
「終電なんか気にするな!」の繰り返し部分を中心に、人通る時に歌い、
人がいない時は、ギターをテキトーに弾き続ける。
そんな演り方を、長い時で10分以上続ける事もある。

今度は、3人組が寄って来て、盛り上がってくれた。
見覚えがある気がしたので訊くと、スケボーをやる子達だった。
また来ます、応援してますとの事だった。
スケボー君達には、いつも助けられている。


燃料の差し入れも頂いた。
ありがとうございます。


ちなみに、彼らは自分達の事を
「スケーター」と呼んでいた。
「スケートボーダー」とは呼ばないらしい。


0時30分


本日終了

皆さん

ありがとうございました

オサムサバト

本日の成果→450円
缶チューハイ→1本


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終了後は、翔平君陣営に顔を出した。レンタ君も参戦していたようだ。
彼らの歌をしばらく聴いていた。

その後は、二番街に行ってみた。
相沢咲太君と、少し前に知り合った人が一緒に演っていた。
彼らの歌を聴き、ハーモニカで勝手参戦した。

この辺の録音はちゃんと録れていたので、いろいろ書きたいところだが、レポートが溜まってるで、今回は省こう。




けっこう長い間一緒に過ごし、あっという間に門限間近になってしまっていた。

柏駅南口改札前

1時55分