406回目路上ライブ10/14(土)カバー曲 | オサムサバトの作詞ノート

オサムサバトの作詞ノート

路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

406回目路上ライブ10/14(土)


【カバー曲】


22時12分


柏駅南口改札前通過

Wデッキ到着。

もうそろそろ、もっと早く来て早く始めようと思うのだが、結局10分くらいしか早く来れてない。



曇り空だ。
天気予報では、夜更けに降り出すような事を言っていたが、直感を信じ、傘を持たずに来てしまった。

丸井側では、大谷さんが演っていた。
また、タッチの差で先を越されたと思ったが、ちょうど撤収したばかり。
明日は用事があるので、早目に来て早目に帰るそうだ。
ボクとしては助かる。いつもの場所で演れそうだ。



ビックカメラ屋根側では、3DARS君が演っていた。




ビックカメラ前辺りでは、大塚雄哉さんが演っていた。


トイレを我慢していたので、先にトイレに行って、ついでに1階ウッドデッキを覗いて来よう。
ちなみにトイレの場所は、線路側の1階。SOGOの前の交番のすぐ近くだ。



1階ウッドデッキでは、翔平君とレンタ君が演っていた。それから、カホーンの女の子。
彼らは人気者だ。すでに観客が集まっていた。



あれ?
ウクレレの音がする!
誰だろう?



翔平君達の後ろ側では、若い子がウクレレを弾いていた。
彼の名前は、え〜と

思い出せない・・

ので訊いてみた。

「ゴッサン」というアーチスト名で演つてるそうだ。ウクレレは、最近買ったばかりで練習を始めたばかり。
ホントは、ボイス・パーカッションが得意な人で、名前を思い出せなかったのは当然だ。元々訊いてなかったからだ。

しかし、彼のウクレレの弾き方が妙だ。エレキギターの速弾きのような感じだった。
不思議に思い、ちょっと借りて弾いてみた。

やはり、チューニングがデタラメで、これで練習しても、習得するまでには、かなり遠回りだと思う。
少々お節介だが、本人にことわってチューニングする。
それから、初歩的なコード、C、F、G7を教えた。
しかし、基礎的な事は、教則本などで勉強した方が良いと思う。
まぁ、今の時点でこれ以上四の五の言うのは、余計なお世話だなぁ。
肝心なのは本人がこの楽器で、何をやりたいかだ。
デタラメ弾いてても、それで楽しく音楽やれるなら、何も言う事はない。


・・


そんなこんなで、けっこう時間が経ってしまった。
そろそろ場所を確保して、始めよう。


*****************

22時55分


え〜っ!
もうこんな時間!
とにかく


さぁ、始めよう。


場所は、丸井側の駅寄りだ。


セッティングしチューニングを済ませたら、すぐに始めよう。

まずは、
「会社を辞めたくなる時」
から行こう。


♪♪〜♪


続いて、
「サービス残業」


♪♪〜

終電なんか気にするな〜


歌っていると、「終電」の声がかかったので、ワンフレーズはさんだ。
よくある事だが、軽く見られてると感じがして、モヤっとする時もある。
まぁいいか・・


大塚さんが顔を出してくれた。


あれ〜?
オサムさん、どこにいました?


1階にウクレレ始めた子がいて、チューニングとかいろいろ教えてて・・

まぁ、それは置いといて、
これ、あまり聴いてないよね?
「貧乏ロック」


♪(歌詞)
貧乏人はロックをやれ!
3つのコードを覚えておけば
あとはどうでも
なんとかなるだろう〜♪


この歌は、ホントに3つのコードで出来てます?


まぁ、CとC7を1個と数えれば、3つでおさまるかも


いや実際には、G、G6、G7、C7、C#7、D7、F、F#と
いろいろ使っている。
ただ、ロックの曲は、G、C7、D7の3つだけでも充分作れる。
大塚さんと会うと、なぜか曲作りや作詞談義になるから面白い。
大塚さんは、ボクの様な曲は作れないと言うが、ボクも彼の様な曲は作れない。好きなアーチストや聴いて来た音楽が違うのだから、当然かも知れない。

歌作り談義は、もっともっと続けられるが、残念ながら帰る時間だそうだ。


じゃまた


・・


3DARS君が、ビックカメラ正面に移動して始めるのが見えた。
ビックカメラ屋根側は、暗いのかも知れない。



さて次は、
「まだ働いてる人がいる」
行こう。


♪♪〜


歌っていると、2人組の女の子がフラッと寄って来て、目の前で体育座りで聴き始めた。
なんか、見覚えがある子達のような気もするが・・


♪(歌詞)
正当な〜報酬を〜♪


報酬を〜♪


彼女らは、①番②番の決めフレーズを一緒に歌ってくれていた。
勘が良い彼女らは、歌詞フリップの表側に、決めフレーズが書いてあるのに気付いたようだ。


(これが歌詞フリップ。表に曲名、裏にコード譜の載せ、譜面台に置いて歌っている。)


まさに、一緒に歌って欲しくて載せてるのだ。
しかし、妙なオジサンが、歌っている最中、一番盛り上がる所で、彼女らに話しかけている。
彼女らは迷惑そうにしていたし、ボクも良い気分ではない。
しかし、歌を中断したらシラケるし、オジサンに文句を言うべきか迷う。
歌い終わる頃には、オジサンはどこかに行ってしまった。


路上ライブの観戦中の観客を、
ナンパするのは反則です!!


歌の感想などで観客同士が意気投合して話すのは特に問題ない。むしろ歓迎する。
しかし路上ライブ中、観客へのナンパは、アーチストにも失礼だし、歌を聴こうとしてる観客にとっても、邪魔で迷惑な事だ。

ナンパしようとする奴らが、観戦中の女の子をナンパする理由はたぶん、観戦中なら、逃げられる可能性が低いからだと思う。
だから尚さら腹が立つ。


あのオジサンに、なんか変な事言われた?


うん、だいじょうぶ
やさし〜い
歌はオリジナルなんですか?
なんか知ってるの聴きたい
「情熱の薔薇」やって下さい


あっ俺、カバーやらないんだ


何なら出来ますか?


この辺(歌詞フリップ)のなら出来るよ
これならいいかなぁ
「やってみなけりゃ わかんねぇ」


♪♪〜♪

ありがとう


投げ銭を入れてくれた。


ねぇ、なんか知ってるの聴きたい
サザンとか古いのでもいいし
「チェリー」は?


どんなんだっけ?


愛してるの
ひ〜び〜き〜だけで〜♪


あぁ、それか!
コードを検索で出してくれたら演るよ


愛してるの
ひ〜び〜き〜だけで〜♪


彼女らの熱意に押し切られた。
本当に検索して出してくれたので、①番だけだが3人で一緒に歌ったのだ。
別に、カバー曲をリクエストされるのは迷惑な訳ではない。要望に応えられない自分がもどかしいのだ。
かと言って、積極的にカバー曲を演るつもりはない。歌いたいと思う曲とないし、他人の曲を、上手く歌えるとも思えない。
成り行きで歌ったが、ボクのカバー曲が下手過ぎて、ガッカリさせたかも知れない。


もしかして高校生?


高校生に見えます?
21才です


高校生だったら
「学校なんか行きたくない」や
「校則なんか気にするな!」を
歌おうと思ったのだが。


じゃ、これは知ってる?
ココで一番よく歌ってるヤツ


知らな〜い


でも歌ってみる。
「終電なんか気にするな!」


♪♪〜♪

ありがとうございます


通りすがりの人が、ノリノリで聴いてくれて、投げ銭まで入れてくれた。
女の子達は、どこかに遊びに行くらしい。


ありがとう
またヨロシク〜!
カバー曲なら、あっちの兄さんが歌ってくれるかも


と、ビックカメラ正面の3DARS君の所を指指した。


ありがとう
頑張って下さい


しかし、不思議女の子達だった。
アイドルグループにいても不思議じゃないくらい可愛い子だった。
ナンパのオジサンには、ボクのファンだと言って誘いを拒否していた。
それでいて、
「終電なんか気にするな!」は知らないという。ファンだと言うなら、この歌くらい知ってそうなのに。


・・


さて、次はこれ行こう。
「国が定める最低限度の歌」


♪♪〜♪


遠巻きに、動画を撮ってる人がいた。
撮るのはOK。SNS拡散もOKだが、何か一言言ってくれると嬉しいのだが。

続いて
「お酒足りないぜ!」 


♪♪〜♪


観客がいない時は、ネタばらしのセリフは省略しよう。

相沢咲太君が、顔を出してくれた。
いつもの歌を行こう。
「まだ働いてる人がいる」


♪♪〜♪

イイねぇ


ハモりが入るとこっちのノリも違うが、本人はイマイチだったそうだ。
相沢君は、女の子1人引き連れていた。彼女なのかと思ったが、路上ライブ好きの子らしい。
彼は、これから演るそうだ。
終わったら顔を出そう。


続きまして〜
「「いつか」は来ない」


♪♪〜♪


そうだよねぇ、わかる


あっ、ど〜も


通りすがりの人から、感想を頂いた。そのままゆっくり聴いて行ってくれたら良いのだが。

続いて、
「音楽不用論」


♪♪〜♪


え〜と、
何か気になるのありますか?


国が定める最低限度の歌?


Wデッキでよく見かける人だ。
名前忘れちゃったけど・・


これ行きますか
え〜と、憲法25条を元にして・・
まぁいいか
「国が定める最低限度の歌」


♪♪〜♪


ありがとうございます


続いて、
「俺はゴキブリ」


♪♪〜

・・

え〜ん、え〜ん


えっ!なんだ?


泣いてる女性がいたので、歌は①番で切り上げた。
「え〜ん、え〜ん」というか
「わ〜ん、わ~ん」というか、
大人の女性が大声で号泣しているのは、ドラマ以外では初めて見た。
道行く人も、何事かと心配そうに声をかけるが、友達らしき人が
「大丈夫です」と言って他人を近づけないようにガードしている。

今日はそろそろ終了しようかな・・

近くで大声で泣いてる人かいたら、路上ライブの歌など誰も耳に入らないだろう。


・・


あれっ?
泣き声しないなぁ。帰ったのか? 
とりあえず終電リピートしていよう。


終電なんか気にするな〜


そうだよなぁ
終電なんか気にしちゃいけねぇよ


ありがとうございま〜す
あくまでも願望の歌ですから


飲み会帰り風のオジサン達だ。
一旦通り過ぎたのだが、戻って来て小銭入れの中身を、ゴッソリ投げ銭してくれた。こういうのが実に有難いし、けっこうな金額が入った。

続いて、
「人間だものお金は欲しいよ」


♪♪〜♪


あれっ?
また大声で泣いている。
ちょうどボクから死角の、柱の影にいて、友達がなだめている。

やっぱり今日は終了しよう。

気付けば地面が濡れている。細かい雨が降ったようだ。
終了の前に、作りかけの歌を少し練習する。
「なんでやねん(仮)」


♪♪〜


駅に急ぐ人の「終電」という言葉に反応して、
「終電なんか気にするな!」をワンフレーズ取り混ぜて歌い、小さな笑いを取る。

最後にゆる〜く
「飲み過ぎた」を行こう。


♪♪〜♪


0時30分

本日終了です

皆さん

ありがとうございました

オサムサバト

本日の成果→1749円


*****************


終了後は、久々にハーモニカで少し遊んだり、作りかけの歌をボロボロ弾いたりしたいたが、やはりさっさと片付けて、他の陣営に顔をだしたら帰ろう。

最初ほど大声ではないが、まだ泣き声が聞こえていた。
モニターの後ろ側に隠れて、友達が寄り添っていたようだ。
モニターの後ろ側は、あまり清潔な場所じゃないよ〜!
よく酔っぱらいが・・・。


・・


1階ウッドデッキに顔を出すと、
ちょうど、シンジ君とレンタ君が歌っていた。
後ろ側では、まだゴッサン君がウクレレを練習していた。
彼には、教則本入手するのをオススメしたいが、やはり、余計なお節介はやめておこう。
本人が楽しけりゃ、それが一番だ。


あれっ?
「終電なんか気になる!」のコード進行だ!


レンタ君が弾いてくれたようだ。
せっかくなので、歌わせてもらおう。


♪♪〜♪


なんか照れくさい。
それに、気を使わせちゃったのかも知れないなぁ。
コレだけ歌ったら、長居はやめておこう。


・・


二番街で演っていた、相沢君の所にも顔を出した。
ここに来ると、ついついいろんな話しになって、路上ライブを邪魔してしまう。
とにかく1曲聴こう。


♪♪〜♪


独特の世界観だ。
弾き方もたぶん自己流だが、それでも形になってるのだから、たいしたもんだ。

まだ、全く何も決まってないが、何かイベントを演る時は、ぜひとも彼に手伝ってもらおうと思って、そんな話しをした。

長々と邪魔してしまったが、彼もそろそろ終了するという事なので、もう一度ウッドデッキの覗いてから帰ろう。


1時50分



*****************


このレポートを書くのに、録音テイクを何度となく聞くのだが、もしかしたらという事があった。

最初の方で来てくれた2人組の女の子は、もしかしたら高校生の頃に来た子達だ。
その時は女の子6人+男の子2人だった。そして、
「学校なんか行きたくない」と
「校則なんか気にするな!」のを一緒に歌ったのだ。
彼女らは、この歌を知るはずもないのに、なぜか一緒に歌って大盛り上がりし、そのシーンが奇跡的なテイクになったので、デモCDに入れたのだ。
確か、2019年だったから、年齢的にも合ってるはずだ。
だから、すでにボクの事を知っていて、あの時ファンだと言ったのだ。

あとからでは確かめようもないが、せめて彼女達のために、カバー曲のコード譜を何曲か作っておこうかと思う。
そうすれば、もう少し長い間、飽きずに路上ライブを聴いてくれるだろう。