「学校なんか行きたくない」作詞/オサムサバト | オサムサバトの作詞ノート

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路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

「学校なんか行きたくない」
作詞/オサムサバト

学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
スマホいじって音楽聴いて
ゲームやってるだけがいい


学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
部活はちょっと好き、でも
レギュラーなれそうもない


あきらめたら
夢は終わりなんて
みんな歌うけれど

夢がない人は
どうすりゃいいの?
夢がない人は
何すりゃいいの?


学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
将来なんか決められない
想い描いく未来なんて
今は何もない



学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
マンガ読んでネットググって
おもしろ動画共有して


学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
ユーチューバーには憧れる
でも、あそこまでバカ出来ない


先生教えてよ
勉強は役に立つの?
憧れ描いた自分に
先生はなれたの?

夢がない人は
どうすりゃいいの?


学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
将来なんか決められない
想い描く未来なんて
今は何もない



***************

【蛇足的な解説】

若い子向けに
「校則なんか気にするな!」という、自分の曲の替え歌を作って歌っているが
この曲の他に、もう1曲くらい作りたいと、以前から思っていた。

そして、ふと浮かんだフレーズが


学校なんか
行きたくなかった
勉強なんか
好きじゃなかった~♪


だった。

中高生にとって、「学校」は切っても切り離せない事柄だ。
なんか作れそうな気がしてきた。

しかし、
この続きの行が、なぜか全然出来なかった。


学校なんか行きたくなかった
勉強なんか好きじゃなかった
だけど友だちは少しいた~♪

・・と続けようか

友だち1人もいなかった~♪

・・と続けようか


「友だち」という言葉が出てきた時点で

「友情」もしくは
「イジメ」がテーマの歌になりそうだ。

どっちも、なんかありふれていて、つまらないと思った。

「友情」がテーマの歌は、
「友だちってイイよな、大切にしよう」みたいな結論になって、上から目線の、ありふれた歌になりそうだ。

「イジメ」がテーマの歌は、実体験がないボクにはよくわからない。
実体験がある人に、任せた方がいいだろう。
ボクが中高生くらいの頃は、イジメがなかったとは言わないが、社会問題化するほど、陰湿ではなかった気がする。


・・

いろいろ考えたあげく

学校なんか行きたくなかった~♪(過去形)

ではなく

学校なんか行きたくない~♪
(現在形)

に変えて、考え直してみた。

過去形で話を考えると、自分の体験談をもとに、教訓的な方向に行きそうだ。

社会人の主人公(ボク)が、中高生に何か教えるような形になり、上から目線になってしまう。

上から目線の歌が、中高生に共感を得られるはずがない!


現在形で、自分が高校生だと仮定して考え直してみた。

そこで、ボクが高校生の頃何を悩んでいたか辺りを、思い出してみたのだ。

そして
「夢がない」をテーマにしようという結論になった。


親や先生から、
将来 何になりたいとか、
どんな仕事がしたいだとか、
進学か?就職か?

そんな質問をされるのが、イヤだったのを、なんとなく覚えている。

具体的に何になりたいとか、○○の仕事したいとか言える友達もいたが、それは少数派で、
別に決めてない、考えてないという人の方が多かったように思う。

「夢がない」
「夢が見付けられない」
「何をやりたいかわからない」
という悩みは、今も昔も、若者の悩みとして、普遍的にあるのではないだろうかと考えたのだ。

ボクは、大人になった今の方が、夢はハッキリしている。

ボクの夢は、

「ジブリ映画の主題歌を作る事だ!」


・・


例によって、これは試作段階の歌詞だ。ここに付け足したり、削除したりすると思う。

・・・・

ちなみに、
社会人になって思うのは、

勉強は面白いし、役に立つし、もし今 中高生に戻れるなら、夢中で勉強すると思う。