「学校なんか行きたくない」
作詞/オサムサバト
①
学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
スマホいじって音楽聴いて
ゲームやってるだけがいい
学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
部活はちょっと好き、でも
レギュラーなれそうもない
あきらめたら
夢は終わりなんて
みんな歌うけれど
夢がない人は
どうすりゃいいの?
夢がない人は
何すりゃいいの?
学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
将来なんか決められない
想い描いく未来なんて
今は何もない
②
学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
マンガ読んでネットググって
おもしろ動画共有して
学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
ユーチューバーには憧れる
でも、あそこまでバカ出来ない
先生教えてよ
勉強は役に立つの?
憧れ描いた自分に
先生はなれたの?
夢がない人は
どうすりゃいいの?
学校なんか行きたくない
勉強なんか好きじゃない
将来なんか決められない
想い描く未来なんて
今は何もない
***************
【蛇足的な解説】
若い子向けに
「校則なんか気にするな!」という、自分の曲の替え歌を作って歌っているが
この曲の他に、もう1曲くらい作りたいと、以前から思っていた。
そして、ふと浮かんだフレーズが
♪
学校なんか
行きたくなかった
勉強なんか
好きじゃなかった~♪
だった。
中高生にとって、「学校」は切っても切り離せない事柄だ。
なんか作れそうな気がしてきた。
しかし、
この続きの行が、なぜか全然出来なかった。
♪
学校なんか行きたくなかった
勉強なんか好きじゃなかった
♪
だけど友だちは少しいた~♪
・・と続けようか
♪
友だち1人もいなかった~♪
・・と続けようか
「友だち」という言葉が出てきた時点で
「友情」もしくは
「イジメ」がテーマの歌になりそうだ。
どっちも、なんかありふれていて、つまらないと思った。
「友情」がテーマの歌は、
「友だちってイイよな、大切にしよう」みたいな結論になって、上から目線の、ありふれた歌になりそうだ。
「イジメ」がテーマの歌は、実体験がないボクにはよくわからない。
実体験がある人に、任せた方がいいだろう。
ボクが中高生くらいの頃は、イジメがなかったとは言わないが、社会問題化するほど、陰湿ではなかった気がする。
・・
いろいろ考えたあげく
学校なんか行きたくなかった~♪(過去形)
ではなく
学校なんか行きたくない~♪
(現在形)
に変えて、考え直してみた。
過去形で話を考えると、自分の体験談をもとに、教訓的な方向に行きそうだ。
社会人の主人公(ボク)が、中高生に何か教えるような形になり、上から目線になってしまう。
上から目線の歌が、中高生に共感を得られるはずがない!
現在形で、自分が高校生だと仮定して考え直してみた。
そこで、ボクが高校生の頃何を悩んでいたか辺りを、思い出してみたのだ。
そして
「夢がない」をテーマにしようという結論になった。
親や先生から、
将来 何になりたいとか、
どんな仕事がしたいだとか、
進学か?就職か?
そんな質問をされるのが、イヤだったのを、なんとなく覚えている。
具体的に何になりたいとか、○○の仕事したいとか言える友達もいたが、それは少数派で、
別に決めてない、考えてないという人の方が多かったように思う。
「夢がない」
「夢が見付けられない」
「何をやりたいかわからない」
という悩みは、今も昔も、若者の悩みとして、普遍的にあるのではないだろうかと考えたのだ。
ボクは、大人になった今の方が、夢はハッキリしている。
ボクの夢は、
「ジブリ映画の主題歌を作る事だ!」
・・
例によって、これは試作段階の歌詞だ。ここに付け足したり、削除したりすると思う。
・・・・
ちなみに、
社会人になって思うのは、
勉強は面白いし、役に立つし、もし今 中高生に戻れるなら、夢中で勉強すると思う。