41回目路上ライブ4/9(土)
8時30分頃、柏ダブルデッキ到着
だいぶ暖かくなった。路上ライブを演るにはちょうどいい感じだ。予想通り出陣者は多めだった。
本日の陣営
Cozyさん
アンバランス&伊藤君
タッツ
ヒトリギ君
みのっちさん&あーりー君
ヨシケン兄貴
ウクレレの人
天内さん&トシヤ君
そしてボク
総勢14人だ。
言うまでもない事だが、
ボクが到着する以前の事は わからない。10代のコや遠くから遠征して来たミュージシャン達は、8時過ぎたら そろそろ撤収しようかという時間だ。
だから もっと大勢 演っていたかも知れない。
Cozyさんは
1階で演っていた。
スピッツの曲を歌っていたようだ。
観客が1人。曲終わりにアイコンタクトもなく、話し掛けるキッカケがなかった。
この人、オリジナル曲 演る人なのだろうか?
見掛ける時はいつも、譜面台に 分厚い歌本を乗っけて歌っている。その辺のセンスが ボクと波長が合わない気がして、踏み込んで話し掛けられないでいる。カラオケの延長で演っている人には、それほど興味が持てないからだ。
ツイッター情報では、けっこう人気がある人なのに。
アンバランスは、
青山前で演っていた。
5~6人の観客。
サトウ君は以前より歌が上手くなっていたのに感心した。
せっかくのCDでも 高い音が出てなくてハモりが良くない所があった。高い音が出せるようになったのか、キーを下げたのか、結果 かなり良いハモりになっていた。
元ひなたぼっこの伊藤君が、セッション参加していた。新婚生活も一段落して、音楽活動再開するらしい。
タッツは、
駅前中央の裏側で演っていた。
この日も翔平君はお休みのようだ。
彼らは、ボクの顔を見ると いきなり「楽しい残業」をリクエストしてきた。
もちろん歌いますよ!
路上で闇雲に始めるより、リクエストがあって歌い始める方が よっぽど気が楽だ。
発声練習もなしに歌ったけど、まぁまぁ声は出てたと思う。クリさんがギターを手伝ってくれて助かった。
歌った後、クリさんが歌詞フリップをスマホで撮っていたので、もしかするとタッツで この歌を歌ってくれるかも知れない。
ボク自身、歌もギターも上手い なんて思ってない。
だから、作品そのものが 他の誰かに演奏され歌われ愛され 拡がっていってくれた方が よっぽど良いと思っている。
1曲歌ってとりあえず、荷物を彼らの元に預け 他も見て回る事にした。
ヒトリギ君は、
斜向かいの線路側で演っていた。

ボクは 初めて見掛ける顔だったが、けっこうココで演った事があるらしい。
楽しい残業 聴こえてましたよ
そんな風に言われて気を良くしたボクは、いろいろ話しが出来た。
東京を中心に あちこち行って演ってる。
カバー曲も演るけど オリジナルが中心らしい。
彼もまた、どうやって人の足を止めさせるか模索中のようだ。
まだ、路上ライブを初めて1年も経ってないボクが言うのも気が引けるが、キャッチーなフレーズを繰り返すのはどうだろう?なんて話しをした。
他の人の曲の善し悪しはわかるけど、自分の曲は客観的になれないとも言っていた。全くもって同じ意見だ。
彼のオリジナルは、何かイイ感じがした。
歌声も悪くない。どんどん伸びる気がした。
もう一つだけアドバイスだ。
名前は 必ず掲示した方がいい。視覚情報 文字情報の重要性を 軽く見てはいけない。
みのっちさんは、
線路側のSOGO寄りで演っていた。
あーりー君もいたが 終わって帰る所だった。
いつの間にか伊藤君が来ていて、今度はこっちでセッションだ。
そして、なんと!新婚の奥様もご同行のようだ。

(伊藤君の熱演を見つめる奥様の後ろ姿)
かわいい奥様だった。
終始ニコニコしながら、伊藤君の演奏を見ていた。
いろいろ家庭の事情もあるでしょうが、彼の音楽活動に寛容であってほしいと思います。
だって、伊藤君は なかなかの才能の持ち主ですよ。
ヨシケン兄貴は、
いつものように コルトン前で演っていた。
が、結局見に行けなかった。
ワンマンライブのチケットは、順調に売れているのだろうか?
微力ながら宣伝しておきます。
赤坂BLITZ 5月25日です。行けそうな人は「ヨシケン」で検索を。
ビックカメラ前では、
いつの間にか ウクレレ弾きながら歌う人が演っていた。ボクよりも遅い時間に来たようだ。

初めて見掛ける顔だったけど、けっこう前から演ってたらしい。
サザン好きのようで 歌い方も桑田さん似だ。ウクレレ歴は20年くらいで しっかり弾きこなしていた。
でも、この人もなんか カラオケの延長のような感じで、見せる 聴かせるという意識は低い感じがした。もし そのつもりなら、ジャージ姿は ないだろう。
ボクもウクレレで何度か、演った事はあるけど、今回 初めて客観的に見れた。
ウクレレで演るなら、やっぱりウクレレらしい曲、ウクレレらしい奏法を、見てる側は期待してしまう。
演る側としては、ウクレレはお手軽でいいんだけど。ギターのようにジャカジャカ弾くだけではつまらない。
さて、
ボクも始めよう。
みずほ前が空いていたので、そこで始める事にした。
この日も大野さんが来てくれた。
大野さんとは、アンバランスの所で会っていたが、彼も あちこち見て回って 後にボクに付き合ってくれた。
いつもの曲を何曲か歌った。
みずほ前は、二番街から駅へと戻って行くほろ酔い加減の人が多い。その流れを意識すれば、決して悪い場所ではない・・
・・のだが、
今日は 目の前にいるお客様を大切にしよう。
大野さんは よく来てくれるので、何となく身内のでような気でいたけど、ボクの歌の理解者であり 歌詞の内容を楽しんでいる 立派なお客様なんだ。
向かいでは、ヒトリギ君が みのっちさん達と合流しているのが見えた。
アンバランスが ゆず の曲を演ると、タッツが時間差で同じ曲を演る。
ゆずバトルなるかと思いきや、いつの間にか合流して情報交換していた。
・・
何曲歌った後、新旧の歌詞フリップをめくっていると、大野さんが
この歌は まだ聴いた事ない
という歌があったので、それを歌った。
「心で、えぃ!って思うんだ」
好評だったので良かった。
小学生が主人公のこの歌は、50過ぎたオジサンが夜の街で歌うのには相応しくない。そう思って 歌う機会もなかったし、新しい歌詞フリップに載せないつもりでいたが、こんなに好評だと迷ってしまう。
趣向を変えて ココからはカバー曲を歌った。手書きの歌集の中から、大野さんが知ってそうなのを選んで歌ったのだが、試しに歌った程度。人に聴かせるレベルのモノじゃなかった。反省。
それから
タッツ&アンバランスに合流してみた。
合流してみたものの、割って入れる雰囲気でもなく、
仕方がないので、ギターだけ担いで 天内さんの所に顔を出してみた。
天内さんは、
駅前中央で演っていた。
この時は、その日知り合いになった
トシヤ君とセッションになっていたようだ。
19才で上下真っ赤なチェック柄の姿。ちょっとコーディネート間違っちゃった感じが しないでもないが、ミュージシャンらしくてイイ。
天内さんに会うと、いきなり
オサムちゃん、この間のやってよ
リクエストがあれば何でもやりますよ!
で、譜面台と歌詞フリップを取りに行った。
で、戻って来ると様子は少し変わって、トシヤ君が歌う雰囲気になっていた。
トシヤ君には、追っかけなのか それともココで知り合ったのか、彼と同世代の5~6人の女の子の観客がいた。
そして、彼の歌を聴いた。
思わず
若いってイイな
と、呟いてしまった。
天内さんのリクエストだし
オジサンの歌も聴いてくれるかな?
なんて言って「有給休暇」を歌ったが、さすがに空気を読んで1番だけで終わらせた。義理で拍手をもらったが、たぶん痛いオジサンに見られていたんだろう。
なんかクヤシー感じだったが、二十歳前後の女の子の心を掴む歌なんて、ボクは持っていない。そういう歌を作りたいと思った。これからの課題の1つにしよう。
天内さんからは
なんか脱力感があってイイ
と言われたので、ちょっと救われた。
彼に娘が出来たとか、いつも踊っている友達との出会った時の話しとか、興味深い話しをいろいろしたが、長くなりそうなので、今回は これでレポート終了。
大野さん、天内さん、そして皆さん
ありがとうございました。
12時を少し回ってました。
オサムサバト