38回目路上ライブ3/12
この日は、早く行く気まんまんで 早めに夕飯を食べたのに、食後の睡魔に襲われ、
結局 いつもと同じ8:20頃 柏ダブルデッキ到着。
先週より寒く、路上ライブ日和ではないと 行く前から感じていた。
しかし
4組もやっていた。
ヨシケンさん
アーリー君
アンバランス
シーディ ファイさん
と 後からもう1人
コルトン前を陣取っていたのは
ヨシケンさん。
一度 プロデビューしたものの、何らかの理由で また路上ライブから再スタートしたらしい。
大きな会場で、すでに何度もワンマンライブを演っている。かなりの実力者のようだ。
次のワンマンライブの宣伝を兼ねて演っていた。
今回は、ギター弾き語りだったが、風貌や音楽性からしてロッカーらしい。それらしいポスターを掲示していた。
アキsongbirdさんが一緒にいたので、たぶん同じ音楽事務所所属なのだろう。
早い時間には 彼女もココで演ってたそうだ。
一度 デビューしたのに 辞めるなんて、最初に所属した事務所とソリが合わなかったのか、やりたい音楽性の違いか・・
音楽で飯を食って行くのも 大変な事なんだと改めて思う。
この人も、ボクの担いでいるギターに興味を持ってくれ、それがきっかけで少し話しができた。
が、たいして実のある話しじゃなかった。
しかし、バックパッカーは 弾いてもいないのに 人と人を結び付けてくれる魔法のギターだ。
ヨシケンさんの事は もっとよく知りたいし 路上に戻って来た経緯も聞いてみたいと思った。しかし そんな古傷のような事を聞けるほど 親しくなるには時間がかかるだろう。
彼はチケットを売る為 いろんな場所での行商中だ。次に いつ会えるかわからない。
みずほ前では
アーリー君が演っていた。
ココが彼のお気に入りの場所らしい。この日もスピッツを歌っていた。
観客が2人いた。鈴木君ともう1人。
鈴木君は、アーリー君が弾くギターで何か歌っていた。そういうのもアリだよな、路上ライブでは。

彼は、時々ボクの所にも聴きに来てくれるコだ。
彼は ボイスパーカッションやイラストや、何かクリエイティブな事がしたいらしいが、何かの障害のせいで親にバイトを禁止されている。だから自由に使えるお金がなくて苦労しているようだ。
見た感じ フツーで働けそうに見えるのだが、詳しく事はわからない。この日はイラストをみせてくれた。路上ミュージシャンの似顔絵を描いたりしている。
良いアドバイスなどないけど、なんとか道を切り開いて行って欲しい。
もう1人のコは、アーリー君のファンらしいが、やはりアーリー君以外の所でも時々見掛ける とってもシャイな感じの男の子だ。高校生?いやもっと若いか?いや二十歳いってるか?
積極的に人と話しをするのが苦手なタイプ、コミュ障の人だろうと感じた。
ボクも 積極的に人と話しをするのは苦手だが、大人になると少しはマシになると 最近 思う。
それに 路上ライブや音楽で知り合った人とは、積極的に話そうとしている自分自身に気付く。
要は、得意分野やコダワリのある事なら話しが出来るって事だ。
蛇足だが、このアメーバブログに
「コミュニケーション障害」と言う単語を使うと、必ずと言っていいほど、「コミュ障な僕でも彼女が出来た!」的な、ウサン臭いブログから「いいね」が入る。
明かに、読みもせず キーワード検索だけで いいね を押してるのが見え見えで イラッとくる。また無意味な いいね が来そうだ。以後、この単語(コミュ障も含む)は なるべく使わないようにしようと思う。
アーリー君からの情報で、
オリジナル曲を演ってる女の子が 少し前にいたらしく、シャイ君がフライヤーを見せてくれた。
さっそく、ダブルデッキ中を探してみたのだが すでにいなかった。
ちょうど アンバランスが終わって帰る所だった。
場所はビックカメラ前。
最初 ダブルデッキに来た時は、誰も演ってないと思ったが、目立たない所で演ってたのだろうか?
見かけない女の子と一緒にだったので、もしかしたら そのコがオリジナルを演ってたコなのか?
まぁ、会えなかったのは仕方ない。ココ 柏で演ってくれるなら、そのうち会えるだろう。
東口出てすぐ右側で演っていたのは
シーディ ファイさん
セネガル人だ。
民族楽器っぽい太鼓を叩いていた。
このブログでは 確か一度書いたが、実は何度も見かけている。レポートし忘れているのに気がついた。
外国人1人で打楽器だけのパフォーマンスは、何となく近寄りがたい。日本語が通じるかもわからない。
それで 見に行く事もなく、レポートの除外視になったいた。失礼しました。
日本語が通じないというのは、勝手なボクの思い込みで、まあまあ話せるようだ。
たまたま 一緒に見ていた人が彼に話し掛けて ニホンゴダイジョーブと言うのが聞こえた。
打楽器は、たいていの音楽とセッション出来るはず。1人で演らせておくのはもったいない気がする。立ち止まる人も わりと少なめだ。
今度、セッションを申し込んでみよう。それで仲良くなったら、他の音楽仲間に引き合わせて セッションが広がって行けば、
「音楽の街 柏」になって、楽しくなりそうだ。
しかし ボクに、
そんな橋渡し的な事 出来るだろうか?
すぐやるとは言わないけど、目標の1つに加えておこう。
さて
コルトン前に戻ると、ヨシケンさんの本日ラスト3曲だった。

(コルトン前は逆光で撮影に不適!)
それを聴いた後、彼らが撤収にかかったので
それじゃ、ココ いいですか?
よかったら1曲聴いて行って下さい。
と言って撤収の隣で準備し
「楽しい残業」を歌い始めた。
あっ、うまい
ヨシケンさんが 呟いたのを聞いた気がした。そして内心喜んだが、1番の歌詞が終わった辺りで立ち去ってしまった。
そりゃないぜ、ヨシケン兄貴!
途中で立ち去られると 間が持たないし なんとも切ない。
歌詞には共感しなかったのだろうか?
それでも なんとか最後まで歌い切った。
もっとも、
彼らがソコをどくのを待ってて、急かしてどかしたようで、イヤなヤツと思われたのかも知れない。うまいと聞こえたのも幻聴だったのかも・・
うかつだった。
まぁ、撤収の最中だったし ファンサービスもあったんだろう。
でも、もう少し落ち着いてから始めればよかった。反省。
ヨシケンさんの流れで、アキコさんがちょこっと聴きに来てくれた。
夏から秋のよく見掛けた、誰の曲でも跳び跳ねて踊る[踊る女]の人だ。
以前会った時は、才能があるんだからフランスに行って勝負しなさい、みたいな事を言ってくれたのに、ボクの事は完全に忘れられていた。
本人曰く、いつも酔っぱらっているから忘れちゃうらしい。
まぁいいさ
路上ライブ好きなら、社交辞令でいいから若いミュージシャンをどんどん褒めて下さい。
ウソでも褒められたら、モチベーション上がります。ボクも そうでした。
最初にも書いたが、この日は寒かったし 人も あまり来ないだろうから、早めに切り上げようと思っていた。
時間をもて余したら、先日アップした歌詞
「土曜日の夜の招待状」に曲を付けようと思っていた。
しかし
そんな心配もなく、先週来てくれた星野親子が 今回も聴きに来てくれた。
他の用事で柏に来て、そのついでだろうが、わざわざ寄ってくれたのが嬉しい。
今回は、時間があるようだったので、かなりの曲数を聴いてもらえた。
途中から 星野娘さんは別の人を見に行ってしまった。
赤いギターのロッカーの所だ。
そりゃ若くてイケメンの方が良いだう・・と 負け惜しみ。
この人も時々見掛ける人だが、まだ名前を知らない。始めるのも遅い人だ。
なんだかプロっぽい感じで、路上ライブと言うより、他で歌い足りないから帰宅途中 野外で歌っているという雰囲気だ。
ビックカメラ前で 女の子達を集めていた。
ボクには 何となく近寄りがたい。
それから
星野さん親子に1つ大きな誤解があったのが判明した。
先週は、父、母、娘の 親子3人連れだと思っていたが、母娘の星野さん親子と 男性の方は夫婦ではなく、石川さんという方だった。
「感謝状」を歌ったので、ボクが勘違いしていると気付いたらしい。
この歌の1番の歌詞は、夫から妻へ感謝状を贈る、聞きようによっては 妻から夫へ贈る とも取れる内容の歌だ。
星野母さんは ボクと同い年、石川さんは すでに年金暮らし。若く見えたので マジで夫婦だと勘違いしてました。
途中、久し振りと宇田川さんも来てくれた。用事があるようですぐに帰って行ったが。
聴いてもらいたい歌は だいたい歌ったので、苦し紛れ。たまには 歌集の歌を歌ってみようと思った。一緒に歌えればイイかなと思ったのだ。
選んだのは
「あの 素晴らしい愛をもう一度」と
「酒と泪と男と女」だ。
あの素晴らしい~の方は、寒かったし練習もしてなかったので、ちゃんと指が動かない。やめておけば良かった。スリーフィンガーがボロボロだったので1番だけにした。
酒と泪と~の方は、下手ながらも まぁまぁ歌えた。カラオケでよく歌った歌だ。
他の人の曲を歌う事を よくカバーすると言うが、ボクの場合は ただ歌集を見開いて歌っただけ。カバーしたと言えるほどのモノじゃない。
が、オリジナル曲以外という意味で カバー曲 という言葉を使うかも知れない。
しかし
カバー曲というのはスゴい。
酒と泪と~を歌っていると、すぐに足を止める人がいた。カバー曲というより この曲がスゴいのか。
カラオケで歌われるほど、よく知られている曲は、それだけで集客力があるという事か。マジメに カバー曲を取り入れるのもイイかなと思った。
せっかく足を止めてもらったので 新しい観客お2人様に、オリジナル曲を聴いてもらった。
ボクにとっては、オリジナル曲を聴いてもらわないと 路上ライブやってる意味がない。
星野さん 石川さんにとっては2回目の「帰巣本能」だったが、新しい人にも(名前は聞き忘れたけど)まぁまぁうけていたので良かった。
寒かったけど、予想を反して充実感のある路上ライブになった。
皆さん、ありがとうございました。
毎回 思う事だが、
路上ライブは1日とて同じような日はない。
毎回、何な新しい事が起こる。アクシデントだったり、人との出会いだったり、自分自身の気持ちの変化だったり。
やってる人にしか
わからないと思うけど
ツラい事も多いけど
路上ライブって オモシロイ!
オサムサバト