17回目路上ライブ | オサムサバトの作詞ノート

オサムサバトの作詞ノート

路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。


10月3日(土)
8時過ぎに柏ダブルデッキに到着

この日はなぜか、路上ライブやってる人 少なめだった。
多いと多いで 場所取りに困ったりするが、少ないと少ないで なぜかテンションが下がる。

なぜだろう?

そう、ココは公共の場所。路上パフォーマンスを快く思わない人も少なからずいるという事。そんな冷めた視線に気付かされてしまうからだろうか。

そんな冷めた視線を、興味と驚愕の視線に変えるには、どんなパフォーマンスが必要なんだろう?



まぁとにかく
今日は文音さんの新曲が聞きたかったので、文音さんの定期路上ライブを楽しんだ。
前回と同じビックカメラ前。
新曲の「人間って美しい」でタイトルはあっているだろうか。
今回の曲は、正直言ってボクにはピンと来なかった。何度か聞いて歌詞を理解すれば良いと思えるかも知れないけど。
路上ライブをやる人は、常にキャッチーな曲をやらないと次に続かない気がするけど、文音さんの様に固定ファンがいる人は、じっくり何度も聞いて、ジワジワと好きになるタイプの曲でも許されるのかも知れない。


次に
駅前中央で人を集めていたのは
アンバランスの2人。
ツイッター情報では、6時頃からやってるようだ。路上ライブと言うより、公開野外練習といった感じがした。
ボクが聞く時は、たいてい ゆず の歌を歌っている。
最近、大野さんはいつもアンバランスの所で見かける。彼が贔屓にしてるんだから、きっと何か良い物を持ってるに違いない。
次はぜひ、オリジナルを聞かせてもらいたいものだ。



さて、
今回は場所取りには困らなかったが、なんとなく前回と同じ線路側で始めた。

今回は なんだかツラかった。
最初にテンション下がっていたし
観客ゼロの状態が長かったからだ。

観客が来なければ練習のつもりで歌うのみ。

そう 気持ちを切り替えようとしても、なぜか大きい声が出ない。人間の能力というのは、気のを持ち様でこんなにも差が出るものなのか。

ちら見している人は何人かいた。気に止めてくれる人もいた。でも うまくコミュニケーションとれずにやり過ごしてしまった。暗い表情で歌っていたのかも知れない。
悪循環におちいっているんだ。

ちら見している人がいたら、そういうチャンスを しっかり活かさないとダメなんだ。


ボクに必要な練習は、

「よかったら聞いて行って下さい」

そんなふうに呼び掛ける事。

この練習は、もしかすると歌やギターを上達するための練習よりも ボクにはハードルが高いかも知れない。
でも、心掛けてやって行かないと、放っておいて聞きに来てくれる人は、本当にマレな事なんだ。

「よかったら聞いて行って下さい」

これは、ボクが自分自身を変える 呪文 なんだ!



そろそろ終わりにしようかと思った11時頃になって、大野さんが もう一人連れて来てくれた。どうやらアンバランスが終わったらしい。
観客ゼロで終ると思っていたので、なんとなくホッとした。
もう一人の人は鈴木さん。
文音さんの所でよく見かけた人だった。そういえば、水曜日にも見かけてた。自分でもギターやる人だった。

いつものように「有給休暇」と「帰巣本能」を歌った。聞いて呉れてる人がいるというだけで、自分でも不思議なくらい大声が出せる様になる。
そして歌い終えると、思わぬ方向から拍手が聞こえた。いつの間にか観客がもう一人いたのだ。
前半のツラい気分を帳消しにしてくれる様なサプライズだった。

最後に「感謝状」を歌おうとすると、
大野さんが鈴木さんに
「この歌はイイ歌なんだ」と紹介してくれている。
作品を直接 誉められるのも嬉しいが、他の人にイイ歌だと話してるのは もっと嬉しい。社交辞令ではなく、ホントにそう思ってくれていると思えるからだ。


そのあと少し話しなどをして
本日終了。


ありがとうございました。
オサムサバト