【戻って来た人達】
だいぶ涼しく、秋らしくなってきた。
と言っても、Tシャツ1枚で演ってもまだまだ問題なしだ。
夕方頃に少し雨が降ったようなので、念のため傘は持って行こう。たぶん降らないと思うが。
22時30分
柏駅西口通過

青山前では、シンジ君達が演っていた。

線路側では、大塚雄哉さんが演っていた。
彼は演る予定ではなかったそうだが、時間が空いたので、少し演って行く事にしたそうだ。イベント参加等で、何かと忙しいらしい。
いつもならハーモニカだが、今日はギターで勝手参戦させてもらっていた。

この盛り上がりは、親子連れで8組くらいいたと思う。ママさん会の帰りらしい。
カバー曲のリクエストが来ていたが、知らない曲らしく、別の曲で対応していた。
「チェリー」
♪〜
ボクにはこんな対応はムリだが、オリジナル曲でもOKなら
「だって土曜日だぜ!」で行こうと思う。
そうだ!
1人で演っていると、どんなに盛り上がっても、その証拠写真が残せない。
ボク代わりに撮って、LINEで送ってあげよう。
我ながら、良い写真が撮れた気がする。

じゃまたあとで

1階ウッドデッキは、空きだった。
***************
さぁ、始めよう。
場所は、いつもの丸井側の駅寄り・・
・・には、まだ一般人(男子3人組)がいたので、レイソル・ポストの近くで始めて、彼らが帰ったら移動しよう。
渋谷までの終電わかりますか?
セッティングしウォーミングアップしていると、彼らの1人から訊ねられた。
残念ながら渋谷行きは調べてないが、常磐線や東武線の終電は調べ書いておいたので、そんな事を訊いてきたのだろう。
23時08分
さぁ、そろそろちゃんと始めよう。
「やってみなけりゃ わかんねぇ」
♪〜
「校則なんか気にするな!」
♪〜
ありがとうございま〜す
社会人っぽい女性から、投げ銭を頂いた。
高校生向けに作った歌なのだが、社会人にもそれなりにウケる歌だと、最近気がついた。いや、1曲前と合わせての評価だったのかも知れない。
とにかく、早い内に成果0円を回避してホッとした。
「俺はゴキブリ」
♪〜
「だって土曜日だぜ!」
♪〜
「お酒足りないぜ!」
♪〜
先ほど3人組の所に妙な人が来て、彼らにミントタブ(フリスク?)を1ケースづつ配っていた。妙な人が持ってる紙袋には、まだ沢山入ってるようだ。
お菓子の試供品を配ってるのなら、ボクにも1個と思ったのだが、もしかして、ヤバいモノを手渡してたのかか?
謎のアイテムをゲットするために、わざわざ柏に来ていたのかも知れない。
なんか危険な臭いがする。余計な好奇心は、ここまでにしておこう。その後、3人組は妙な人とどこかに行ってくれたので、いつもの場所が空いた。すぐに移動しよう。
やっと、いつものスタイルで演れる。
「音楽不用論」
♪〜
「終電なんか気にするな!」
♪〜
駅に向かう女の子3人組、
一度通り過ぎたのだが、すぐに戻って聴きに来てくれた。
なんか気になっちゃって
ささりました〜
女の子達が集まると、男の子達も寄ってくるのは・・よくある事だ。
わざわざ戻って聴いてくれて
ありがとうございます
ボクの名前はオサムサバト
オサムは本名
サバトはイタリア語で土曜日って意味です
お初のお客様には、自己紹介を忘れずに。
訊くと女の子達は終電間近のようだが、男の子達から、もう1回聴きたいとリクエストを頂く。
彼女らも、もう1回聴くくらい聴く時間はありそうだ。
せっかくなので、パート2で行こう。
「終電なんか気にするな!パート2」
♪
終電なんか気にするな〜
今が良ければ
オールOK〜!
ありがとうございます
動画撮影OK
ボク自身SNSとか上手くないんで、撮ったヤツは、ご自分のアカウントにアップしちゃってOKで〜す
この盛り上がりが、この日のピークだったと思う。
演ってる時は夢中で歌ってるだけだが、録音したのを聴き返すと、女の子達も一緒になって楽しそうに歌っているのがわかる。
「♪終電なんか気にするな〜」や
「♪オールOK〜!」の所は、何度も繰り返すので、自然に一緒に歌ってくれる事が多く、この時も一緒歌ってくれていた。
特に「オールOK〜!」は、歌うというより、みんな一緒になって叫ぶ感じになるのだ。初めての人が、ここまで心を開いて楽しんでくれるのは、作った者としては嬉しい限りだ。
土曜日の夜、また柏に来た時は
寄って下さ〜い!
ありがとうございます
いいサバトでした〜!
静かになったので、少し休憩しよう。
・・
約3分後、再開。
「なんでやねん!?」
♪〜
♪
なんでやねん〜
また若い子達が寄って来た。
みんな酔っていて、潰れかけてる子までいる。
この歌は、つられて「なんでやねん」を歌ってくれる人が多い。
どんどんつられてノッて来て欲しい。
ちょうど、大塚さんに聴いてもらいたい新曲があったのだ。
その歌でお願いしよう。
「だって土曜日だぜ!」
♪〜
✻後日、大塚さんが動画に歌詞入れて送ってくれたので、さっそくリンクを貼っておこう。
大塚さん
いつもありがとうございます。
♪
今夜は帰りたくない〜
俺も、それ思ったんだよ!
歌っている途中、若い子達の1人が言った言葉が、偶然イイ感じで録れていた。
まさに「今夜は帰りたくない」が、この歌の核心だ。
土曜日の夜はもっと遊んで行こう・・云いたい事はそれだけのシンプルな歌なのだ。
このフレーズが届いているなら、この歌は成功だと思う。
大塚さんは、もう時間だそうだ。
また別の土曜日に会いましょう。
続きまして〜
お酒足りないぜ〜!
と言ったのは、若い子達の1人。
歌詞フリップを勝手にめくっての、無茶ぶりリクエストだ。
酔っぱらい達の悪ふざけっぽいが、他に観客がいる訳でもない。拒む理由はない。
先輩っぽい人が、ホントにお酒を買いに行ってくれるようだ。
「お酒足りないぜ!」
♪〜
そのうちに彼らが、歌詞フリップを見ながら一緒に歌い出す。
続きまして〜
貧乏ロック?
コレ行こう
またも、歌詞フリップをあさってのリクエストだ。
「貧乏ロック」
♪〜
彼らが知ってるはずもない歌なのだが、なぜか一緒に歌っている。
声は大きいし、メロディーは元歌とは少々違っている。キンキンしてがなる感じで歌って、まさに酔っぱらいの歌い方だ。
この歌まで、一緒に歌ってくれるとは、逆に驚くばかり。
「国が定める最低限度の歌」♪〜
ありがと〜う!
拍手と投げ銭を頂く。
オッチャン、コレ全部自分で書いてるの?すげー!
なんか、歌詞にロックを感じる
俺、貧乏ロック好き
酔っぱらいの悪ノリで、イジられてる感じがしなくもないが、歌詞の内容はけっこう届いていると思う。ロックを感じてるようだ。
先輩がお酒などを沢山買って来たようで、どこかで路上飲みの続きをするらしい。
差し入れは・・
ちょっと期待したが、無いみたいだ。
先輩に連れられ若い子達が帰って、急に静かになり、ちょっとホッとした。若い子達の勢いには圧倒される。
マヤさんが顔を出してくれた。
シンジ君達が終了したので、こっちに来たらしい。シンジ君達は、弦が切れたのをきっかけに終了したらしい。
「だって土曜日だぜ!」
♪〜
「会社を辞めたくなる時」
♪〜
「社長、給料上げてくれ!(仮)」
保留状態の歌をちょっと披露。
オチがイマイチなので、寝かせているが、たまには歌ってみよう。
♪〜
やっぱりイマイチだ。
良い歌詞を思い付くまで、寝かせておこう。
再び、
「だって土曜日だぜ!」
♪〜
「お酒足りないぜ!」
♪〜
歌っていると、女の子が数人が、騒ぎながら寄って来た。
あ〜っ!
ブッチーの友達でしょう?
えっ?だれ?
知らないよ
急に妙な事を言うので、ドギマギしてしまう。
ココで知り合った女の子で、ブッチーなんて子は知らないし、友達と呼べるほど仲が良い子なんて、ボクにはいない。
2〜3週前に来た女の子達の誰かの事だろうか?
え〜と、ブッチーってなんて苗字だっけ・・
あっ!
マブチだ、マブチ、マブチ!
マブチって誰だろう?
さっぱりわからない。
知らなくても、知ったかぶりする事はよくあるし、
忘れてても、おぼえてるとウソつく事もよくある。
しかし、全然わからなかったので、正直な反応をしてしまった。彼女らは、ガッカリしたような、シラケたような感じで帰って行った。
・・
申し訳な〜い!
ホントに申し訳ない!
このシーンの録音を、後日聞き返していて、やっと思い出した。
高校時代の友達のマブチ君の事だ!
教師になり、すでに定年退職していて、教え子を連れて聴きに来てくれた事があったのだ。
ただの「マブチ」では、彼女らくらいの娘をイメージしてしまう。
「マブチ先生の友達でしょ?」と言ってくれてたなら、すぐに思い出したのに。
申し訳ない気持ちになった。
願わくばマブチ君、教え子の彼女達を連れて、また聴きに来て欲しい。
この日の言い訳をさせて欲しいのと、改めて路上ライブを聴いて欲しい。
・・
その後、
とあるミュージシャンが、顔を出してくれた。
時々演ってるのを見かける人で、名前も訊いてるはずなのだが、その名前が思い出せない人だ。
音楽やってる人にはこの歌、「音楽不用論」
♪〜
名刺代わりに、
「終電なんか気にするな!」
♪〜
今日はまだ歌ってなかったので、
今回もハーモニカを入れて
「まだ働いてる人がいる」♪〜
彼にも新曲を披露して、
本日最後の歌にしよう。「だって土曜日だぜ!」
♪〜
0時50分
本日終了です
皆さん
ありがとうございました
本日の成果→1879円
歌った曲数→のべ23曲+1曲
ライブ時間→約1時間42分

終了後、撤収の前にテックトック用の動画を撮っておこう。
テックトックは、最近よく観るようになったのだが、この界隈は
「質より量」の世界らしい。
質は良いに越したことはないが、質は低くても何本もアップした方が、結果的に再生回数が伸びるらしい。
ボクの事情的には、毎日1本は無理だが、せめて毎回1本が目標だ。
今回は、
「国が定める最低限度の歌」
テックトックなので、②番は省略のショート・バージョンだ。
♪〜
マヤさんにお願いして、撮ってもらった。
スマホ・スタンドで撮るより、誰かに頼んだ方が、ちゃんとイイ感じで画角に収めてくれるはずだ。
「国が定める最低限度の歌」
大塚さんが撮ってくれた分も含め、今週は2本アップ出来た。
長続き出来るよう頑張りたい。
駅のシャッターが閉まるのが、だいたい1時頃。
残念ながら、撤収中に閉まってしまった。途中までマヤさんと、二番街を通って帰る。
彼女は今日も、一駅分歩いて帰るそうだ。
彼女にはいつも、電車がある内に帰ればと言うのだが、そんなに早くは帰りたくないらしい。
それ以上詳しくは訊かないが、人それぞれ、いろんな事情があるんだと思う。
夜遅くまで遊び歩いている人は、たいてい何か事情を抱えてるんだろう。

1時20分