今日もさすがなアナタへ
まずは改めて簡単なワタシ大川流石の自己紹介をさせてください。
ワタシは20年以上アルコール依存症でした。
機能不全家族の中で育ち学生時代はいじめ、不登校、引きこもりでした。
社会人になってからも他者とのコミニュケーションが上手く取れず、他者に対して「こんなに苦しんで生きてる俺を認めてくれ」「こんなにも辛い俺を愛してくれて」とただただ自分の存在を周りに認めてもらいしかありませんでした。
仕事に就いても長くは続かず転職の繰り返し。
その都度、「悪いのは向こうでワタシは何も悪くない」と自己正当化に必死になったりまたはお酒を呑んで自暴自棄になってました。
アルコール依存の頃のワタシをわかりやすく言うと
「常に愛に餓えてる状態で餓えを満たすためにお酒を呑んでいた」
と言えます。
そんなアルコールに依存していたワタシでしたが転機が訪れます。
当時の奥さんから急に別れてほしいと言われ「離婚」を経験したことです。
この「離婚」がキッカケとなりアルコールに依存しているワタシ自身と向き合うようになりました。
ここまで読んでたら、他のアルコール依存の当事者とさほど変わりないと思われることでしょう。
アルコールに依存した当事者の多くは離婚を経験しますし、アルコール依存となった自分と向き合うこともお酒をやめるためには必須です。
ワタシと他のアルコール依存の当事者との違いは、断酒と言われている方法でお酒をやめていないというところです。
ワタシは断酒会やAA、自助グループにも属さずお酒をやめました。
世間一般的にお酒をやめる場合は同じアルコール依存症の当事者同士が集まり、自身の体験を共有しお酒をやめるのは自分ひとりだけじゃあないと仲間意識を持って進みます。
ワタシにはその方法、やり方のお酒のやめ方は合わなかったのです。
ワタシ自身
「これからのワタシにはお酒は必要ない生き方をしたい」
「お酒に依存して生きるワタシとはおさらばたしたい」
「ワタシ自身をワタシが大切にして生きていきたい」
と強く強く想ってましたので一日断酒という考え方がどうしても腑に落ちなかった。
またアルコールに依存していた頃のワタシ自身を否定もしたくありませんでした。
確かにアルコールに依存したことは事実ですがでも、だからといってアルコールに依存した自分をグス扱いするのもおかしな話しです。
アルコールに依存していた頃のワタシにはアルコールに頼るしか方法がわからかった。
今日のお酒のやめ方に疑問を持ったワタシは
だったらワタシ自身が納得する方法、やり方でアルコールに依存していたワタシ自身から卒業しようと決めました。
試行錯誤をした結果、ワタシはアルコールに依存していたワタシ自身から卒業することができました。
卒業してから再飲酒もありませんし飲酒欲求もありません。
同じ境遇の仲間がいたからとお酒をやめれたわけでもありません。
同じ境遇のヒトと関わらずワタシひとりでやめました。
これはまた別の機会に書きますがアルコールに依存している自分自身から卒業したいなら、同じ境遇のヒトと関わらないほうが逆に卒業できるのです。
自分自身と向き合うことに他人の存在は必要ありません。
一生、他人と関わる必要はないと言ってるわけではありませんからね。
アルコールに依存している自分自身と向き合うのは誰でもない自分だと言うことです。
それでは、さすがなアナタに届けたい
今の現状を変えるためのウイズダム(知恵)は‥
今の常識は未来の非常識
アルコールに依存しているワタシ自身から卒業してワタシはお酒が必要なくなりました。
この考えはこれまでのアルコール依存の考えからしたら意味不明です。
・お酒をやめたければ断酒しかない。
・同じ境遇の仲間とチカラを合わせてやめるしかない。
・死ぬまで飲酒欲求はつきまとう。
これが今日の考えだからです。
でも、果たして本当にそうでしょうか?
年末年始で帰省されてる方もいらっしゃることでしょう。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
20年前の新幹線では喫煙車両がありました。
座席に灰皿が付いてたんですよ。
座席に座りながらタバコが吸えたのです。
それが当時の当たり前だったからです。
今、座席でタバコなんて吸ったら大問題です。
タバコは決まったところで吸う。
これが今の当たり前、常識だからです。
今、ワタシたちが当たり前だと捉えてる常識は何年か先では逆にそれは非常識になってます。
断酒ではお酒がやめれないと嘆く必要はありません。
断酒が続かないからと言って自分を責めなくていいんです。
そもそもアナタには断酒という方法、やり方が合わなかっただけのことです。
合わないならアナタに合う方法、やり方でお酒をやめたらいいのです。
断酒だけがお酒をやめる唯一の方法ではありません。
アルコールに依存している自分自身から卒業するという方法もあるんですよ。
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