””バイクに乗らない時間は〜11月の読書〜” | 色即是色 空即是空

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記録の記憶。記憶の記録。

12月になりましたね。


11月は

この3冊ですな。



  ​街角で謎が待ってる


先月読んだ「晴れた日は謎を追って」の続編。


いろんな作家さんが、がまくら市にまつわる話を

紡いでくれる短編集。


米澤穂信さんの

がまくら市を訪れた大刀洗万智という女性が出てくる話に惹かれて

  さよなら妖精


いかに自分が居る世界が狭くて、

なにも知らんってことがわかりました。



大刀洗万智が高校生の頃の話。


時系列なら

さよなら妖精のほうを先に読んだほうがいい。



友人と呼べる人との繋がりを深めることは

一緒に過ごした時間の長さよりも

共有できる思い出が短い時間でも

濃厚なものであれば充分なんやな。



私が別れ際に「さよなら」と言わないのは

また会いたいからなのですよ。






そして

  いけない

がまくら市シリーズの最初の話

「弓投げの崖を見てはいけない」から始まる。


がまくら市に近い街の話なのか

望遠鏡を覗いて、ズームアップしてた視界を

すこしずつ倍率を下げながら

視界を広げていく感じ。


いけない2

もあるけど、それはまたの機会に。




バイクに乗れない時間が増えそうやけど

さぁ、読書はすすむかな?


積ん読めっちゃ増えたで笑い泣き

月とバイクとレッカーと。



そんな月初。