昨夜、我が家の二階に、大きな羽音の虫が侵入した。
その虫は、閉まっている窓から脱出しようとしたが、わいが窓を開けるのがちょっと遅かっただけで、その窓からの脱出を諦めた。
その後は開いた窓の直前まで行っても、引き返して部屋の中へと戻って来るのだ。

なのでわいは、反対側の窓を開けた。
その夜は🌉折しも強風が吹き、最初に開けた窓の方へ風が抜けていたのでありました。
その虫は、後で開けた窓の方へ行っても、風で押し戻されたせいか、また脱出を諦め部屋の中へ。

それならば、殺虫スプレーを多めに撒いて、
毒ガスの薄い方を探して脱出させようと思い立ち、スプレーをたっぷり撒くと………、
その虫は、けいれんを起こしてのたうち回り、
ついには飛べなくなったところを
ガラス瓶とボール紙で捕まえてみたところ、
それはハチだと思ったら、
巨大なハエのような、アブでありました。
やっと外に出されたけれど、
でも、飛べなくなったということは、
そのまま死んでしまったかもしれないナ。合掌。


………ここまで来て、わいは以前ラジオ📻で聞いた、Dr.ドブソンの子育てコラムで聞いた話を思い出した。

「蜂🐝と蝿を、
それぞれ別々のグラスコップに入れて、
閉じ込める実験の話をしましょう。
最初は蜂も🐝蝿も、
上から逃げようとして悪あがきをします。
そこで次に、
グラスコップの下に薄い積木を挟んで、
脱出できる隙間をつくります。
違いはそこからなんです。

蜂は🐝頑なに上からの脱出を試み、
しまいには力尽きて死んでしまいます。

一方、蝿は途中から、
グラスコップや床を歩き、
下の隙間を発見して脱出に成功したのです。

蜂は🐝その生存本能の強さから、
身の危険を感じると激しく飛んだり威嚇したり、
しまいには相手を刺したりします。
けれども先に激しい行動ありきで、
事態が解決しなくても
行動を修正するに至らぬのです。

これは、人間社会🧑にもいえることですね。
問題を解決するのに、
1つのやり方にばかり固執しても、
うまくいかない時は悪あがきをしたところで
いたずらに疲弊するだけなんです。

むしろ蝿のように、
いろんな解決方法を模索しながら
進んでいこうとすると、
思わぬ角度、方向から
解決の糸口が見つかるのです。」

思えばこのアブも、
せっかく窓が開いて状況が変化したのに、
いつまでも窓が閉まってると思い込んで、
みすみす部屋の中へと戻って、
エンドレスで飛び続けて疲弊したところで
毒ガスを浴び、力尽きたのでありました。

わいらも八方ふさがりになったと感じたら、
このことを思い出そう。
アレがダメなら🙅‍♀️、コレがあるさ。とネ。


ここで蛇足だけど、こんなことを思い出した。

以前、世界の果てまでイッテQを見てた時、
出川哲朗サンが
出川イングリッシュを駆使して
地元の通行人に道を尋ねて
サンフランシスコの監獄島を目指していた。

アブハチトラズ島?

わいがそうボケて呟いたのを、
長男クンは聞き逃さなかったのでありました。

アルカトラズ島!

即座にツッコミを受けたのは
言うまでもないのであります!


……おあとが、よろしいようで。