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「姫新線」
みなさんは知っていますか?
兵庫県の姫路と広島県の新見を結ぶ路線です
中国山地をかき分けて進む姫新線は
幾多の自然災害にあいながらも
今日もお客様を運んでいます
そんな姫新線は途中の佐用を境に
大きく運転形態が分かれます
姫路~佐用では
姫路鉄道部の管轄で
2両編成程度の車両が
日中でもある程度の頻度で運転されます
佐用以西は
支社が変わり
車両も1両が当たり前です
今回のダイヤ改正で大きな変化があるのは
このうちの姫路鉄道部の管轄の区間である
姫路~佐用(一部、上月まで)です
姫路~佐用・上月の間は
現在は高速化がなされており
車両は基本的には新型のキハ122・127です
余部にて
しかし
そんな新型の中に
どこか懐かしい車両がいます
姫路にて
キハ40系
彼らは姫新線の高速化以前から
この路線を支え続けています
一旦は車両変更で新型車両に置き換えられましたが
高速化の際に
利用促進をはかるために増発を実施
それによる車両不足を補うため復帰し
現在まで運転されていました
上写真のような姫路鉄道部色が2両
そして
姫路にて
このはばタン色が1両の合計3両
運用も固定されていましたが
新型車両による代走も多く
いつ消滅してもおかしくない状況でしたが
ついに今回のダイヤ改正で定期運転が終了しました
姫路にて
佐用町水害の際には
専用ヘッドマークをつけ
佐用町の復興をアピール
余部にて
沿線で有名なひまわりのシーズンの頃には
ひまわりヘッドマークをつけるなど
姫新線では特別な存在でした
余部にて
今日は最後の発車まで見送りをしました
自分が姫路に引っ越してきた時から
ずっと慣れ親しんできましたが
ついにこの時が来てしまったことは辛いですが
新たな活躍の場所でがんばって欲しい
ただそれだけです
姫路鉄道部のキハ40系は
3月20日の団体列車をもって
最後の運転となります
最後のその時も
彼らの堂々としたその風格を
しっかり目に焼き付けたいと思います
本竜野にて
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