私たち手話サークル白石手輪の会は、
昨年度から札幌聴覚障害者協会白石区支部と合同で「白石区災害対策委員会」を立ち上げ、
災害時の不安を軽減するために、平時の対応を具体的に考える活動をしています。
2024年6月16日、企画第3弾!として、
南郷13丁目地域のろう者とサークル員が集まり「模擬避難行動」を行いました。
当日は、北海道札幌東高校のボランティア部の生徒4名と引率の先生2名も参加。
総勢18名が2グループに分かれ、
災害時の避難方法などを確認しながら目的地まで歩いて移動しました。
≪グループに分かれてお題について話し合います≫
お題は「大雨警報・避難指示が出ました。
さて、皆さんはどうしますか?」。
低い位置にあるにもかかわらず小学校に向かって避難行動をとったグループ。
低い場所は危険と考え、遠回りをして別のルートで他の避難所に移動したグループと分かれました。
参加者からは、
「避難所=学校と思い込みがあった」
「これが地震だったら今回移動したルートは危険」
など実際に経験してわかる意見もたくさん出されました。
胆振東部地震の時、避難所に行ったろう者から
「周りが忙しすぎて聴こえない私には『あとで』と言われて対応してもらえなかった」
とショッキングな話もありました。
≪避難行動後の意見交換≫
私たち手話サークルと聞こえない人たちができることは何か?
これから話し合いを続けたいと思います。
手話サークル白石手輪の会ではこんな活動もしています。
興味がある方、ぜひ一緒に活動してみませんか?
例会は毎週木曜日、午後7時から白石区民センターで行っています。
問い合わせメールアドレス shiroishisyuwa★gmail.com (★を@に変更してください)