先週末は名古屋出張ついでの百名山登山。
前日、向かう荒島岳の予報を見ると山頂風速18m、もちろん終日「登山不適 C」(↓)
ただ当該地域の予報は「晴」、、、判断に迷いつつ名古屋メンバーとは今年最後の登山、
まぁ、行くだけ行ってみましょう~と言う事で当日の朝を迎えました。
午前6:30名古屋を車で出発、諸事情あって出発が1時間遅れましたが、
途中で朝食や行動食を調達し東海北陸道を一路北上、
白鳥JCTから高速無料区間と一般道を経由して勝原インター、
そしてカドハラスキー場跡へ。
天気は晴れ、無風、ただし山頂には厚く黒い雲。さて、どうなるこの登山。
登山準備を整え入山届を提出、午前9時、ゲレンデ跡に延びる一直線の登山路へ。
この舗装路がかなりキツかった、、、
さらに地道に入りゴロゴロとした転石・浮石の歩きにくく急な道。
途中にはスキーリフトの支柱基礎や終点の廃墟、、、その先に「荒島岳登山口」。
全線にわたりブナの森が気持ちイイけれど、ひたすら続く急こう配に疲労が蓄積。
登山開始から2時間、標高1,204m・シャクナゲ平到着、
ここで深田久弥が歩いた中出(なかんで)コースと合流、あと標高300m。
踏破予定時間は1時間、
ロング休憩を取りこの先の急登「もちが壁」に向け息を整えます。
うっすらと紅葉が始まりかけた「もちが壁」の急登へ。
ロープ、鎖の設置がありますが基本は自分の四肢を駆使しての登攀。
小さなピークを何度か越えた12時、誰もいない荒島岳山頂(1,523m)到着(↑)
登山指数「C」、強い南風とミストのような雨、ガスっていて眺望は無いけれど、
何とか山頂に立つことができました。
日本百名山53座目の証拠写真を撮り、
山頂の祠「荒島神社」に感謝の気持ちで手を合わせた直後、
な・なんと、深くガスっていた空に一瞬にして青い空と眺望が広がりました!
まさに神がかり的!
そして数秒後にはまた深いガス・・・あの一瞬は一体なんだったんだ?そんな感じ。
山頂ランチは持参した非常食用のウインナーパンひとつ。
持参した水1リットルも気温が高いため消費が早く、このあとは少しずつ消費。
しかも想定以上に登りに時間を要し、下山後のランチは無理っぽい。
10分ほど休んで下山開始、そして再びの「もちが壁」、
ここは下りのほうがはるかに危険、、、雪山だったらと思うと恐ろしいほど。
途中、シャクナゲ平で一息入れたあとは本格的なひたすらのダウンヒル。
急な下りがずっと続きペースも上がりません。
同行メンバーにも疲労の色が・・・無口、時々躓いたりコケたりしながらの下山、
結局下りも3時間、トータル6時間の山行で無事に登山口へ帰還。
時計の針は午後3時を回っています。
ランチに蕎麦を考えていましたが、時間も時間、お預けで名古屋へ戻ります。
反省会はシャワーを浴びたあと再合流でゆっくりと・・・










