先月の仙台出張、
前夜飲み過ぎたせいか宿泊先のビジネスホテルで目を覚ましたのが午前7時、
目覚ましアラームをセットせずに寝たら普段より2時間も多い睡眠時間。
余計に頭がぼーっとします。
ホテルの無料朝食を部屋で頂き、テレビをつけると、
「本日は天候急変により午前9時以降の新幹線に遅延や運休が発生する恐れ・・・」
朝食も早々に仙台駅へ。
新幹線は定常通り運行中でしたが、急いで帰っても予定も無い土曜日、
せっかくなので時間はかかってもより確実な常磐線特急「ひたち」での帰京に。
1年半ぶりの常磐線特急、東日本大震災から14年目の姿を見つつスローな旅。
仙台8:48発、いつもの最後尾車両で上野まで4時間47分。
さすがに仙台駅からぶっ通しで乗車する客は他にいませんでした(笑)
定刻に仙台を出て、やがて福島県内へ。
地震による揺れ、津波、そして原発災害による放射能汚染・・・
いまだに帰還困難区域が広がる浪江町、双葉町、大熊町の中を縫うように、
国道6号線、常磐道、そして常磐線特急が進みます。
以前より停車駅周辺は確実に復興が進み、新しい道路や建物が増えていましたが、
人の姿がほとんど見えませんでした。
そんなスロー旅のお供は仙台駅のコンビニで買った「牛タンおにぎり」。
ホテルで朝食を頂いたのでランチはこれで十分。
福島県を抜けると見慣れた景色が広がり、水戸を出た後は1時間で上野。
上野駅での下車時、やっぱり交通系ICカードでは自動改札通過できず。
係員対応カウンターでの精算になりました・・・
スローな常磐線特急の旅、たまにはいいかも。