八ヶ岳登山2日目、
前夜爆睡したおかげで目覚めは快調、しかし窓の外は叩きつける雨と強風。
5:15からの朝食のため屋外へ出ると飛ばされそうな強風、、、どうしよう?
いろいろ考えつつ、鯖の味噌煮・ウインナー・出汁巻・筍煮・ご飯・味噌汁、、、
美味しく頂いて雨カッパを着て身支度を整え6時前に横岳目指してとりあえず出発。
吹き付けるミストのような雨で視界不良ですが、女性ツアーガイドさんに聞くと、
「この程度では縦走決行します!」と、、、やっぱ行くしかないか。笑
「地蔵の頭」の先はエスケイプルートも無く、ひたすら小さな岩峰の先へ、先へ。
1時間ほどの格闘で横岳最高峰・奥ノ院(2,829m)到着。(↑)
この頃になると雨も止み、遠くに青空も見えてきました。よし、よし。
ひと息入れてもっと先へ。
「カニの横ばい」の鎖場、台座の頭を過ぎると不意に穏やかな雰囲気に。
岩稜帯が消えて火山灰大地のような、富士山のような風景が広がりました。
少し下ると天皇陛下もご宿泊されたと言う「硫黄岳山荘」、
気温12℃、高山植物観察コースが広がる穏やかな別世界のような風景・・・
その先は再びの登り。
7つのケルンを頼りに平板状の石の上を進むと20分ほどで硫黄岳(2,760m)。
出発から2時間半。
広い山頂部の縁には爆裂火口壁が迫っているらしいのですが、白く霞んで見えず。
ひと休みをしたのち、帰りの高速道路の渋滞を考慮して下山開始。
赤岩の頭を過ぎるとひたすら単調で長く薄暗い樹林帯の道。
1時間半ほど下って前回の八ヶ岳登山時の宿泊先「赤岳鉱泉」到着。
さらに再び降り出した雨の中を、カッパ再装着で進み、
出発から7時間、八ヶ岳山荘駐車場へ無事到着、お疲れ様でした~♪
今回ご一緒させて頂いたお二方とはここでお別れ。
また機会がありましたら是非ご一緒させていただければと思います。
素晴らしい山旅、ありがとうございました。
そして帰り。この日は秋の三連休第一弾の中日。
中央道の渋滞はそれほどでも無いかなと思いましたが、、、なんの、なんの。
しっかり八王子の料金所まで20km以上の渋滞でした・・・苦笑