江戸五街道を全て歩き終え早1年半、街道ロスを感じつつ、脇街道や
マイナーな街道を歩いてみたものの、やはり五街道は別格でしたねぇ~。
と言う事で、江戸時代には五街道に次ぐ重要な街道だった『北国街道』、
かつて佐渡島から善光寺を経由し江戸へ金を運んだ「金の道」をウォークします!
今朝の東京駅、お盆の真っ只中とあって早朝から家族連れや親子連れで大賑わい。
北陸新幹線の指定席はもちろん完売も、自由席が意外と空いていて快適。
ひと眠りで軽井沢、2両編成のしなの鉄道に乗換え2駅、「信濃追分駅」へ。
ここは中山道・追分宿の最寄り駅。午前8時、駅前をスタート。
駅から別荘地の林の中を1km以上歩くと中山道・追分宿。
石畳の道、高札場、、、懐かしい~ 気温23℃、薄曇り、歩くには最高の天気。
中山道を西へ少し進むと「追分分去れ」、ここで中山道と北国街道が分岐、
大きな常夜灯、道標には「右 従是北国街道 左 従是中仙道」(↑)
中山道と分岐した北国街道、
国道18号を西へ、御代田町工場団地の標識で旧道へ。
間の宿・馬瀬口には明治天皇巡幸時の御小休所碑、それにしても単調な田舎道。
その先、国道との合流点のコンビニで水分補給とメンチカツパン。
朝から飲まず食わずで、もう、お腹ペコペコでした。
歩きながらパンを頬張ってると小諸市に入りました。
十石坂を登り、上信越道を越え、再び旧道に入ってすぐに「平原の一里塚」。
しばらく歩いた先、草の中に上部が割れて放置されたような恐らく「馬頭観音」、
ちゃんと手入れをしてあげて欲しいです。。。
その後は国道141号線と付かず離れず西進。
中山道・追分宿から三里の「唐松の一里塚」、両塚が現存するも樹木は無し。
田畑が広がっていた街道周辺の風景は徐々に街並みへと変わり、
出発から2時間半で「小諸宿」へ。
小諸町道路原票の先には本町・商家の町並みが続きます。
えっ、うだつがある旧家?
ん~、それにしてもさすが蕎麦屋が多い!
桝形を過ぎ、しなの鉄道高架近くに粂屋脇本陣、
残念ながら本陣は「令和の大修理」中でした。
せっかく来た小諸市、
休憩がてら旧小諸城や小諸駅周辺を少し散策しようと思います。
ちなみに小諸駅では旧国鉄・湘南色のしなの鉄道の車両を見かけました・・・