さて、先週末の離島登山は初めての神津島。

神話に由来する「神が集いし島」での初登山、多幸湾の海抜0mを10:30に出発。

樹林帯の黒島側裾野遊歩道を通り、日向神社では登山の安全祈願。

高度を上げるに連れ視界も開け、多幸湾の鮮やかな神津ブルーが目に眩しいです。

強風の中、火山性軽石の黒島側裾野遊歩道を40分歩いて「森田沢の緑の展望台」。

 

  

 

ここから遊歩道は舗装路になり約400m先に「天上山登山口」、

登山届を提出していざ行かん!

ここで登山ハットは何度も風に飛ばされそうになったのでザックに収納、

靴紐を締め直してひたすら九十九折れの登山の開始。

低木の広がる急斜面を右に左に折り返しながら高度を上げていきます。

「一合目」から「十合目」の標識、この目安は気持ち的に助かります。

眼下には今まで見えていた多幸港に代わり、大荒れの前浜港と前浜の街並み

いい調子で高度を上げていきますが、それに増して風がさらに強くなってきます。

砂やら海水やら何やら、いろんなものが飛んできます(笑)

 

  

 

鬼達の力くらべ」「人面岩ダーケン」、十合目近くには「オロシャの石塁」。

ここまでくると台地上の山頂部の大展望~!

麓からは想像できない大自然の驚異、池あり砂漠あり樹林帯あり・・・

 

  

 

その先には月面世界を思わせる「表砂漠」が広がっていました。(↑)

登山開始から2時間が経過していますので、風が弱い場所を探してランチタイム。

前夜、竹芝で買ったおにぎりお菓子を水と一緒に胃袋に流し込みます。

 

さらに天上山最高地点を目指して歩きますがマジで風がヤバい・・・

砂が飛んできて顔面にブチブチあたって痛い、、、

最後の坂を上ると標高572m「天上山山頂」! 

新日本百名山、花の百名山へ無事登頂しました。登山開始から2時間半。

遠くには伊豆半島、その先に富士山がよく見えます。

さすが、「黒潮に浮かぶ展望台」と言われる所以。

それにしても大海原には白波が立ち、山頂部も飛ばされそうなくらいの強風。

立っているのが怖いくらい・・・

証拠写真を撮ったらすぐに下山。いやぁ~ホントに怖かった~。ふぅ~。

 

 

下山は「白島ルート」、山頂直下の「不入が沢」の外周を通って下山口へ。

アスファルトで固められた階段、この辺りの整備はやり過ぎ感を感じるくらい。

約30分で村営バスの止まるバス停、さらに樹林帯を下り30分で登山口着。

ここまで行程5.6km、タイム3:44

砂防ダム堰堤から見る天上山、日本アルプスのような山容を感じさせます。

 

  

 

すぐ横の「白島登山口入口」バス停を見ると港へ向かうバスは一日3本、、、

時間が合うわけがありません。。。なのでここからは徒歩で今夜の宿へ。

お腹も空いてきました。

早く宿にチェックインして温泉入ってビールが飲みたいです!

と言う事で今回の島旅2日目、無事終了、、、?