先週末は南岸低気圧通過直後で大シケの伊豆七島へ離島登山。
朝の段階では「天候調査中」で運航が決まらず、当日17時にやっと運航が決定。
東海汽船の客船「さるびあ丸」特2等船室を確保、出航は22:00の条件付き運航。
ってことは神津島に着桟できない時はそのまま帰ってくるってこと?(↑)
何はともあれ予定通り竹芝桟橋を離桟、横浜を経由して伊豆大島へ向かいます。
東京湾内を出るまでは穏やかな航行、読書をしつつ23:55船内消灯。
翌5:30軽やかなメロディーと不規則な揺れの中で目覚め、6:00伊豆大島到着。
大勢のハイカー、サイクリスト、観光客が下船すると、船内は閑散となりました。
デッキへ出ると大島の東側から朝陽が昇ってきました。空は青空、ただし大シケ。
大島を出航すると同時に海は大荒れの様相、うねりは強いし波は3m以上、
船内で立っているのがやっと。時折、不気味は打撃音が船底から響きます・・・
そんな中でも7:30船内レストランオープンと同時にオムライス@1,000の朝食。
こんな揺れの中でよく調理して、ケチャップ・アートが描けるなと感心。
食後は大きな揺れの中で立っていられないので這うようにして寝台へ・・・
予定していた利島には波浪のため寄港出来ず、新島、式根島を経由して神津島へ。
ちなみに帰りは新島、式根島、利島は寄港せず欠航予定とのことで、
下り便にもかかわらず上り便乗客も乗船してきて再びにぎやかな船内に。
やがて神津島が近づいてきましたが、
予定されていた西側の前浜港は波が高く着桟できないとの判断で、
波の影響の少ない東側の多幸湾へ向かいます。
神津島の東側の海岸線は険しく急峻な岩肌が露出、弾ける波しぶき、
大きな崩壊地形が海から山の上まで続く圧倒的スケール感、
はじめて見る神津島の強烈なインパクトに圧倒されっぱなし。
そして10:00過ぎ、コバルトブルーの海が美しすぎる多幸湾に着桟。
驚くほど穏やかな海、12時間超の船旅でした、、、
それにしても遠っ―――――――い!正直、疲れました。。。
近くの多幸湧水でのどを潤し、
早速、黒島側裾野遊歩道で海抜0mから天上山へ出発!!