先日の仙台出張の帰りは、1年半ぶりに再び福島の復興具合も見ておきたいと思い、
手段を新幹線から常磐線・特急「ひたち14号」に変更。
仙台駅発は10:14、上野まで4時間20分のスローな電車旅となりました。
宿泊していたビジネスホテルでゆっくりと朝食を頂き、
コーヒーも頂きつつ朝刊に目を通し、メールチェック・会社との連絡も済ませ、
午前9時過ぎにチェックアウトし仙台駅へ。
仙台駅までは歩いて10分程度、早速ランチ用の駅弁を物色。
土産も買い、11番ホームへ行くとすでにスタンバイしている「ひたち号」。
ふいに扉が開いて乗車、間もなく仙台駅をすべるように発車。
前回は海側窓側席でしたので、今回は陸側窓側の指定席。
40分ほど走って最初の停車駅「相馬」着。
その後、「浪江」「双葉」等、大震災でよく耳にした地名の駅に停車しますが、
乗降客はほとんどいません。
震災や津波、原発事故の影響もほとんど感じることなく、
4~20分間隔で多くの駅に停車し、水戸を出たあとは一気に上野まで。
「広野」を出ると時刻は12時、ランチタイムにします。
この日は仙台駅で買った「鮭いくらまぶし弁当@1,280込」、
よく見たら製造は岩手県一関の松月堂と言うメーカーさん。
それとコンビニで買った「コールスロー」。
ご飯の上には焼き紅鮭のほぐし身が敷き詰められ、その上からいくら少々。
副菜は玉子焼き、糸蒟蒻明太子炒め、しば漬け、蕗の煮物。
素朴で美味しいお弁当、ご馳走様でした~♪
この日は上野で下車。
交通系ICカードで自動改札を出ようとすると「キンコーン」、通過できず。
係員対応のカウンターへ行き「仙台から常磐線経由です」と言うと、
滅多にそんな乗客はいないのか、乗車券代が分からないと右往左往。
10分くらいかかってやっと精算して改札通過、やれやれ。
それでも旅情かき立てる在来線特急の旅、良かったです。