本来は行く予定では無かった先週末の「日光例幣使街道」5日目の歩き旅。
ふたつ前の記事にも書いたように車の故障で週末予定をドタキャン、、、
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そんなわけで、日曜日の早朝、始発電車で向かったのは東武日光線・新鹿沼駅。
最寄駅から2時間20分、、、遠い。
午前7:30、今年一番の冷え込みの朝、「日光例幣使街道」ウォーク開始。
最終目的地の今市宿までは20kmあまりですが、
開始早々、「まちの駅 新・鹿沼宿」へ寄り道。
施設の開店は午前9時との事でしたが、
入口には松尾芭蕉とその弟子・曾良のチェーンソーアート。
奥の細道の旅の途中、ここ鹿沼宿で1泊したと書いてありました。
鹿沼宿を抜け、ダラダラとした上り坂を進みますが道路の両側には歩道も完備。
これはずいぶん楽だなぁ~と、思っていたら、
「並木寄進碑」を過ぎ、杉並木が始まる「日光神領」に入ったとたんに、
歩道消滅。。。杉並木の外側、しかも西側のみにうっすら踏み跡のある獣道。
蜘蛛の巣に絡まれ、犬に吠えられ、熊にビビり、何だか惨めな気持ち・・・
「文挾宿」の二荒山神社には江戸時代の大飢饉への備えの「郷倉」。
この先、杉並木ルートの歩道がさらに悪化、、、
車道は狭いうえに交通量も多く歩行困難、
結局地図を見て近似的に並行して走る道へエスケープ。事故るよりマシ。
そして鹿沼宿から15kmほどで「板橋宿」。
ここで国道は板橋バイパスへ。そして本来の国道121号線の杉並木の街道は、
保護のため1kmの車両通行止め区間へ。
このわずか1kmが効果絶大、その後の車両通行可能な区間でも交通量激減。
街道歩きにもありがたい措置です。
その先は庚申塚やこの日ふたつ目になる一里塚「室瀬一里塚」。
さらに地震坂、十石坂と徐々に傾斜を感じる坂道になってきました。
やがてJR日光線を渡った先、市街地が近づき不意に現れた追分。
ここが日光街道との合流地点、、、ここまで21.6km、4時間10分の街道歩き。
追分に鎮座する「追分地蔵」にご挨拶をし、「日光例幣使街道」117km完歩。
帰りは下今市駅から。
日曜日とあってSL大樹号も運行中、大いに賑わっていました。