先週末の3連休、金曜日も休みを頂き4連休の初日は福岡県行橋市へ。

翌日から2日間にわたり開催された『第25回 行橋~別府100キロウォーク』へ参加。

昨年は自己ベストを更新できたものの、途中で膝痛を発症してペースダウン。

今年は痛止薬も用意して万全を期したつもりが・・・

 

  

 

と言うことで10/7正午、福岡県行橋市の今川河川敷で開会式ののち、

別府市的が浜公園を目指し100.9kmの遠足スタート!(↑)

今年は過去の記録順スタート、「16-18時間」枠、コースは昨年とほぼ同様。

スタート直後は昔懐かしい行橋市簑島を遠くに臨む海沿いを進みます。

長井浜では干潟の風景を楽しみにしていましたが、今年は満潮。

したがって砂浜歩行も無くう回路へ。

 

  

 

空自・築城基地の外周を回り国道10号線に合流、この先は単調な国道歩き。

この辺りで足の裏に違和感、、、5本指靴下の上からもソックス着用しているし、

シューズの紐が緩いかな?と思ったけど、チェックポイントまで行ってしまおう。

この判断が誤り。結局、この時点で足の裏にはダメージが出ていました。

22kmの給水所ペットボトル2本を満タンにして水分補給は万全。

 

そして36km地点の第1チェックポイントでタイム測定、バナナ1/2給水

足裏の痛みは落ち着いていたのでケアせず、痛止薬服用で誤魔化しましたが、

これが致命傷になるとは。

この先、第2CPまではイイペースの集団に引っ張ってもらいました。

途中、シルバーセンターや自動車学校が私設エイドでおもてなし、、、

これが本当に嬉しくてありがたい。今回も助けられました。

 

40kmを過ぎたあたりから雨・・・日も暮れた中、予想していたとは言え、

ん~、雨対策を取るべきか、悩んでいるうちに雨が止みました。よし!

61.6km地点の第2チェックポイント水分補給豆大福。

この先は3つの峠を越えるこの大会の核心部

気温15℃、肌寒いくらいがちょうどいい。

 

  

 

最初はダラダラとゆるい勾配が続く「立石峠」へ。

これまで左側歩道メインですが右側歩道へ。

立石峠通過が午後10:47、昨年よりも20分ほど遅いペース。

この頃から国道を走るリタイヤ者回収バスに人影が・・・

絶対に乗りたくないリタイヤバス。

 

この辺りで再び両足裏に痛み、さらにいつもの右膝内側にも痛みが・・・

仕方なく、最大の難所「七曲り」直前のエイドで痛止薬の再投入。

昨年はこの七曲りの急登で急激ペースダウンした因縁の場所、

なんとか踏ん張りましたが今年も多数抜かされた・・・

七曲りを抜けると最後の「赤松峠」への登り、薬も効いてきました。

赤松峠」を無事クリアして87.5km、日出の第3チェックポイント

残り13kmほど。

 

 

ここからは本当の意味での自分との闘い、、、長く単調な別府湾の道。

そして再び降り出した雨、遠くに見える別府の町あかり、、、あ~遠い。

雨に濡れないよう街路樹の下を選んで進んでも、やっぱり濡れる。

合羽を着ようか、コンビニに寄ろうか、傘を差そうか、、、

あれこれ考えているうちに残り6km。。。1時間かぁ。。。

頭に着けていたヘッドライトを外してキャップを前向きに被り直して、

とりあえず顔に雨が当たらないようにして前へ、前へ。

そしてスタートから16時間超、別府・的が浜公園へゴール!

時刻は午前4時半、所要時間16時間23分31秒、前回よりも1分早い、、、笑

あんなに頑張ったのに、たった1分、、、マジで笑う。

これが限界かな。

 

  

 

その後、預けていた荷物を受け取り、公園に隣接する中学校体育館で休憩。

靴を脱ぎ、靴下を脱ぐと、、、あちゃー、、、目を覆いたくなる惨状

痛止薬で感覚がマヒしていたとは言え、文章に書けないくらいヒドイ。

午前5時、とても温泉には入れないと判断してそのまま1時間ほど仮眠。

帰りは午前便で大分空港から帰京予定でしたので、7時半にタクシーで別府駅、

午前8:13発の空港連絡バス「空港ライナー」始発便で大分空港へ。

途中の国道沿い、本降りの雨の中、雨合羽を着た雨中行軍のウォーカー達。

本降りになる前にゴール出来て本当に良かった、、、

今回はこの雨の影響もあって、完歩率(例年75%程度)が落ちる?

 

大分空港で着替えを済ませ全身洗浄、定刻5分遅れのB737型機で羽田へ。

さて、来年はどーする?