先週末、
梅雨入り直前の好天はこれが最後かも?
そんな思いに駆られ、早朝の東北自動車道を一心不乱に北上、
シロヤシオ(ゴヨウツツジ)の咲く那須連山へ。
午前7時にマウントジーンズスキー場の無料駐車場到着、張り切り過ぎて3台目、
ゴンドラ運転開始まで1時間半は登山準備を整えて休息。
仲間も順次到着した午前8時半、夏季営業中のゴンドラで一気に標高1,410mへ。
出迎えてくれたのは当たり年とさえ言われる、満開のシロヤシオ。
可憐な白い花が一面に咲いていて圧巻の風景。
展望台からは那須連山の盟主・茶臼岳が青空に映えます。
しばし風景を楽しんだ午前9時、三本槍岳へ向けシロヤシオのトンネルを進みます。
中大倉山(1,417m)の標識を過ぎると新緑の木立ち、シャクナゲの花、
さらに笹原の向こうには朝日岳。
後ろを振り返ると、今登ってきた道と那須高原の風景が広がっています。
それにしても蛇篭を敷き詰めた登山道は足が引っ掛かりそうで何だか怖い。
出発から1時間でスダレ山到着、ここまで来ると目指す「三本槍岳」はもうすぐ。
晴天の下、水分補給しつつと行動食を採り、視界の効く低木樹林帯の中へ進むと、
ところどころにミネザクラがまだ咲いています。
清水平方面への分岐を過ぎ、一度ゆるく下ってから三本槍へ向けて最後のひと登り。
10:45、標高1,917m「三本槍岳」登頂。
この日の山頂部は座る場所も無いくらいに大賑わい。
石の上に腰を下ろし早めのランチ、、、20分ほどゆっくりしたのち朝日岳へ。
今来た道を清水平分岐まで戻り、標高1800mに広がる清水平の湿原を越えます。
その先は再びアップダウンを繰り返し、1900m峰、隠居蔵への分岐の熊見曽根、
ここから15分、標高1,896m「朝日岳」山頂到着。
2座登頂、周辺を見るといつの間にか曇天になり、下から雲が湧いてきます。
早々に山頂を離れ今来た道を戻りますが、
清水平から先は狭い登山道にキャパ以上の登山者、
さらにガイドツアーの団体登山が多く、遅々として進みませんがこれも山。
ペースを乱さぬよう気を付けて、ほぼコースタイムの6時間で駐車場へ。
さて、温泉へ行きましょう!