日本の南海上には台風2号、週末以降は日本への影響も懸念されます。

そうなると、いよいよ来週以降、本州でも「梅雨入り」?

ちょっとだけ憂鬱、、、そんな意味でも今週末の晴天は貴重になりそうです。

さて、そんな梅雨入り直前の先週末は旧『川越街道』を、

中山道・板橋宿から川越宿まで36kmのんびりと歩いてきました。

 

  

 

最寄り駅を5時過ぎの電車で出発し、下車は「とげぬき地蔵」のJR巣鴨駅。

流石に午前6時ですから巣鴨地蔵通商店街も閑散としています。

この通りはかつての中山道、今年の初めに中山道19日目に通った道、

あれから約半年、今回は中山道・板橋宿の入口にあたる「平尾追分」から

江戸城北西の要・川越城までの旧「川越街道」を歩きます。

 

  

 

平尾追分で東武東上線・大山駅方面へ「板橋四ツ又商店街」を進みます。

道路わきの案内板にはしっかりと「旧川越街道」の表示。

山手通りを横断し、遊座大山商店街を通り、

大山駅の先には560m続く「ハッピーロード大山」のアーケード街。

アーケードを抜けると国道254号線、このあたりからが「上板橋宿」。

国道254に付かず離れず一本裏を進む感じ。

豊敬稲荷神社を過ぎると通りの名前にもなっている「下頭橋」があらわれます。

ここまでが上板橋宿、「下頭橋」の袂には「六蔵祠」、いずれも区史跡。

 

  

 

一度R254に合流し再び分岐、

少しずつ朝の陽射しに街道が目を覚ます中、通りの名前は「上板南口銀座」へ。

やがて道路わきの一体の石仏の先には「ここから練馬区」の表示、

と同時に「下練馬宿」の幟、通りの名前は「北一商店街」へ再び変更、、、

そして下宿広場には大きく新しい「下練馬宿」の案内板。

再び歩き始め環八を横断する場所に「大山道道標」と「東高野山道標」。

 

  

 

環八を横断した先には「浅間神社」。

境内には立派な「下練馬の富士塚」(↑)があり、

先程の道標と合わせ信仰心が奥深さにはただただ尊敬しかないです。

この先、街道は東武東上線と国道254に挟まれた裏道風情、

やがて254に合流して地下鉄・赤塚駅~成増駅までは単調な街道歩き。

 

  

 

成増駅の先に八坂神社があり、ここから下り坂、再び一本裏の道が再スタート。

白子川を白子橋で渡ると目の前には急坂、、、別名・白子富士

と、同時にこのあたりからが「白子宿」。

住宅街になり、街道風情が全く無くなったと思っていたら、案の定ルートロス

地図と文献を頼りに何とか旧街道に戻り、微妙にアップダウンが続く和光市の道。

陽射しも強くなってきましたので日陰を探しながらの街道歩き。

東京外環自動車道を越え、朝霞市に入り、次の「膝折宿」を目指します。

ここまで巣鴨駅のスタートから2時間半、いいペースです。