4月1日(土)、
新年度初日の朝は出張先のビジネスホテル。
前日遅くまで飲んだ影響でモヤっとしつつも、ホテルの無料朝食をしっかり頂き、
出張カバンに詰め込んできた低山ハイク用のウエアに着替えて、いざ出発。
向かった先は仙台富士とも名取富士とも呼ばれ、仙台平野からもよく見える、
端整な山容の「太白山」。
仙台駅前から車で30分、東北自動車道脇の「太白山自然観察の森」駐車場着。
午前8時半、ここからコースタイム片道1時間の低山ハイクに出発、
しばらくは緩やかな尾根筋の道を落ち葉を踏みしめて歩きます。
風も無く、この日の仙台の最高気温は20℃超の予報。
歩いているだけなのに汗ばんできます。
ルートは南側メインルートが地震崩壊のため通行止めとのことで、北側ルートへ。
出発から30分で北側直下のポイント、ここから一気に山頂への急登!
落石に注意しつつ補助ロープも頼りに上へ上へ。
途中、見晴らしのいいテラス席のような巨岩の上へ(↑)。
さらに急登を上り詰め、
スタートから45分、急登15分で太白山(321m)山頂到着!
山頂に鎮座する貴船神社に手を合わせます。
それにしても美しい360度のパノラマビュー、、、遠くには白い蔵王連山。
意外なほどの高度感を満喫していると、立入禁止エリアからの登山者が。
「今日で1,811回目の太白山登頂、年100回登っている」と仰る高齢男性、
立入禁止エリアについて聞くと、「自己責任だよ」とひと言。
そして神社に手を合わせると西側ルートで下山していきました、、、
何だか「一陣の風」のような男性でした。
山頂で20分ほど休憩ののち、南側の立入禁止エリアを下山開始。
本当は登ってきたルートで下山するつもりでしたが、
あの男性のひと言に感化され、「危険」を感じたら戻る覚悟で進みます。
鎖が張られた岩稜エリア、落石に気を付けて慎重に進めば普通の登山道。
20分ほどで立入禁止エリアを抜けました。
そのあとは再びの樹林帯の道。
ここでヒメギフチョウの撮影に来たと言う地元男性と話をしながら下山。
途中、「秘密の場所」へ行くと言って男性は別ルートへ。
そして我々の進んだ下山ルートの先にはカメラマン多数、
と思ったら目の前にヒメギフチョウ飛来、、、(↓)写真はお借りしました。
スタートから1時間45分、スタート地点の駐車場へ帰着。