今日は3月3日「ひな祭り」。
今年は年始の手術の影響がまだまだ尾を引いていて、
ちょっとだけ日常生活に不便が生じています。
毎週のリハビリと日々の訓練で少しずつ機能回復が図られていますが、
以前の状態に戻るにはまだまだ時間がかかりそう・・・
そんなわけで先月最終週の週末は温泉療養。
場所の選定にはいろいろと悩みましたが、
行った事の無い場所、あまり人に知られていない場所、
そんな感覚で選んだのは北茨城、奥久慈温泉。
都内からだとJR常磐線特急で水戸経由のJR水郡線が行くのが最速ですが、
特段、急ぐ旅でも無いのでJR常磐線各駅停車からのJR水郡線乗換え。
このJR水郡線、2019年の台風19号の豪雨被害で橋脚が流出、
不通が続いていましたが2021年3月に全線で運行再開したばかり。
そんなJR水郡線では4両編成普通電車で水戸から常陸大子へ。
水戸を出たディーゼル車はひたすら単線を進みます。
途中、離合待合わせを繰り返して進みますが、
沿線は無人駅、朽ち果てた民家、鬱蒼とした森、そして久慈川が並走。
何度もウトウトしつつ水戸から1時間以上かけて常陸大子駅。
ここで4両編成の内3両を切り離してこの先郡山までは1両運行。
関東圏でもこんな運行があるなんて正直びっくりでした・・・
そして常陸大子駅。
駅の待合スペースにはひと足早く「ひな飾り」。
道の駅にも「ひな飾り」(↑)。
聞くと、翌日は一日限りのイベント「百段階段でひなまつり」なんだとか。
道の駅からは久慈川沿いを歩き、坂道を登って到着したのは
この日の温泉療養宿「奥久慈館」。
前時代的な古い温泉ホテルですがゆっくり静養するには丁度イイ感じ。
ビジネスホテルのような別館のシングルルームに荷物を置いて、
早速、「美人の湯」と言われる温泉へ直行。
あ~~気持ちイイ~
この日の食事は大宴会場でバイキング&飲み放題70分。
「本鮪まぐろといくらサーモン握り」も付いていましたが、
ひとりで飲んでもペースも上がらないし、何だか寂しい(笑)
それでもバイキング料理をアテに生ビール3杯、そして地酒。
締めには「けんちん蕎麦」と「蕎麦いなり」
ご馳走様でした~♪
お腹いっぱいになって部屋でひと休みした後は再びの温泉。
芯までポカポカに温もって部屋に戻り、
冷蔵庫で冷やした缶ビールと共に駅で買った「奥久慈しゃもべん」。
この夜の最低気温は氷点下の予報、
部屋の暖房を掛けたままで寝る事にします・・・