今日も絶好の晴天!
この先しばらく雨や雲の多い天気予報になっているので、この冬晴れは貴重。
外出前に、、、昨日の「行徳街道」について・・・
朝、昨年のGW以来となる木下街道の八幡宿へ。
都営新宿線・本八幡駅で下車、まずは下総國総鎮守・葛飾八幡宮にご挨拶。
神髄門をくぐり拝殿に参拝後、境内を散策してみると摂社・末社のほか、
「富士塚」「力石」さらに「江戸城旧石垣刻印石」なんてのも。
さらに街道関連ではこの辺りでは珍しいと思われる「道祖神」。
参拝後は「行徳街道」へ向かうべく、木下街道を行徳宿方面へ。
昨年のコースを逆行します。
京葉道路高架下の「一本松」には「馬頭観音」と道標「これより八幡宿」。
稲荷木の旧道を経て行徳橋を渡ると行徳街道沿いに行徳宿の歴史的町並み。
昨年も思いましたが、この辺りは本当に社寺仏閣が多いです。
枡形がありますがバスのルートかつ車の往来も激しく、しかも歩道無し。
「笹屋うどん跡」を河岸方面へ右折した先には行徳船場の常夜燈。
今であれば水上バスで日本橋小網町までの航路を再現とか、、、無いかな?
そして旧江戸川沿いの遊歩道を進むと「今井の渡し跡」。
この先、今井橋を渡り行徳街道で「平井の渡し跡」を目指しますが、
一之江駅を過ぎると行徳街道は「今井街道 しらさぎ通り」に改名。
ほぼ一直線に元佐倉道との交差点であった「四股」へ向かいます。
この街道、かつては行徳塩田で獲れた塩も運搬した「塩の道」、
そして江戸中期以降は庶民の成田山参拝路も兼ね、
その後は昭和まで城東電車~トロリーバスが走っていた街道。
歴史を噛みしめ前に進みますが、それにしても長閑。眠くなりそう・・・
やがて首都高小松川線と立体交差、この先に「四股」があったはずが、
今は荒川放水路と中川放水路によって完全に消滅・・・
少し離れた天祖神社脇の民家の庭先に四股道標が保存されています。
お邪魔してみると一面には「讃州金比羅」の文字、、、
遠すぎやしない?笑
新小松川橋で荒川を渡り、土手沿いを北上すると平井側の行徳街道跡。
一方通行の生活道をの先には「行徳道」の案内標。(↑)
そしてJR平井駅東側を経由して北口を直進すると、
叶わない願いは無いと言われる三大聖天「平井聖天・燈明寺」、
すぐ横には諏訪神社があり、境内には本日2基目の「富士塚」。
神社を出て左折してすぐに「下平井観世音菩薩 浅草道石造道標」。
この前を過ぎると平井橋に出ますが「平井の渡し跡」を探すことが出来ず。
。。。何度橋を右往左往した事か。
この先、街道は北十間川に沿って現在の浅草通りに並行して浅草寺方面へ
向かっていたようです。
木下街道・八幡宿から行徳街道を経て浅草・浅草寺まで20km超。
穏やかな冬晴れの下、久々の街道歩きを楽しませて頂きました。
それにしても通過したスカイツリー周辺~浅草界隈は、
インバウンドを含め多くの人出で賑わっていました。