さて10日前の中山道日帰りウォークは坂本宿を出て3時間半で「板鼻宿」着。
越えてきた碓氷峠や妙義山系の山々もずいぶん遠くなって、
「江戸も近い」と、実感できるようになってきました。
板鼻宿本陣跡を過ぎるとすぐにJR信越線の第九中山道踏切、
その先で国道18号に合流し、「上野国一社八幡宮」を通る国道歩き。
国道南側には群馬県下唯一現存する一里塚「藤原の一里塚」があります。
さらに先には伝統工芸品の高崎だるまの工房があり、
店の前には大きなだるま(↑)。
国道から再び旧道に入るあたりに養蚕部屋のある上州櫓造りの旧家。
茶屋本陣跡、若宮八幡宮を過ぎたあたり、
「青春時代の思い出に・・・どうぞ赤城牛」とインパクトのある肉屋さん。
表に回ると、、、どうも廃業したような雰囲気。
やがて「烏川」を渡り常盤町交差点を高崎駅方向へ左折。
次第に町屋風情が漂ってきました。
そして赤坂の坂を上ると一気に高崎の街中。
蔵造りの商家前を通り、アーケードのある通りを進みます。
板鼻宿からは1時間半で「高崎宿」。
このあとは上信電鉄、上越新幹線の高架を潜ってひたすらの県道歩き。
40分ほどで県道沿いの宿場町「倉賀野宿」。
高札場跡・本陣跡・うだつを上げた旧家が往時を偲ばせるのみ。
再び単調な県道歩きで国道17号を過ぎ、烏川の土手沿いの道へ行こうとすると、
工事で全面通行止め。
仕方無く、ショートカットで柳瀬橋を渡り土手沿いの道へ。
舟渡し場跡を探しましたが見つからず。
のどかで風情のある土手道を進み、関越自動車道をアンダーパス。
時計を見ると15時を回っています。
少しずつ気温も下がってきたようでハードシェルを着込みます。
温井皮の袂には「日本スリーデーマーチ発祥の地碑」。
そして板鼻宿から3時間半で「新町宿」到着。
今日はここまで。
結局この日は坂本宿から43kmを歩いてきましたので、もうグッタリ。
しかもJR新町駅周辺に反省会会場も見当たらず、
とりあえず大人しくJR高崎線に乗って東京へ戻りました。