先週初め、
週末の天気予報を見ると「土曜日までは気温も高めで晴天が続く・・・」と。
さらに「日曜日は西から雨雲が接近し所によっては激しい風雨が・・・」。
思案の末、予定していた100kmウォーク大会参加を急遽キャンセル、
そのかわりと言っては何ですが、2週続けての中山道へ行ってきました。
別に急いでいるわけではありませんが、
できれば年内にコンプリートしたいなぁ~と、思っているのは事実。
そんなわけで土曜日、最寄駅を始発で出て先週の街道離脱地点である、
「坂本宿」JR横川駅へ着いたのは午前8:30、駅の待合室で身支度を整え、
駅前の「おぎのや」さんとアプト式車輪に挨拶をすませて出発。
斜め前方からは穏やかな朝陽。後ろを振り返れば特徴的な妙義山系の山々(↑)
宿の外れからは信越線の線路に沿って東へ進みます。
気持ちの良い街道歩き旅♪
「松井田宿」へ向かう途中の五料村には茶屋本陣「お東」と「お西」。
結局4回の踏切横断を経て「松井田宿」へは1時間で到着。
宿場町風情をあまり感じない普通の旧街道に面した街並みの中を東進。
妙義山系もだいぶ遠くなってきました。
この先で県道を離れて少し寂しい土道のようなルートを進みます。
道路脇には「マムシ注意!」の看板。
再び県道に復帰すると、この先「安中宿」まで実に単調な街道歩き。
歩き始めて2時間を経過して「大八木地蔵堂」でひと休み。
境内には安中最古の庚申石祠。
さらに進むと街道としては珍しい「安中原市の杉並木」・・・
残存している杉のデカい事、デカい事。
すぐ先の貯水塔の外壁には「安中遠足」が描かれていました。
さらに進むと蔵造りの商家、そして安中郵便局の敷地内に「本陣跡」。
安中宿を抜けて国道18号に合流、久芳橋で碓氷川を渡り、
当時は渡しがあった場所を鷹之巣橋で再び碓氷川を渡ると「板鼻宿」。
この宿は上州七宿では最も賑わったと言う事ですが、
今となっては往時の面影を感じる事も無く、ちょっと寂しい感じ。
ここまで約22km、3時間半の行程でした。