佐久平駅近くのビジネスホテルを出て4時間で「軽井沢宿」到着。
この日は碓氷峠を越えた先の「坂本宿」を目標ゴールに決めていましたので、
ここからがこの日のメインステージ。
二手橋の先から「聖坂」が続き、途中、熊注意の看板と「碓氷峠遊覧歩道」標識。
ついついこの標識に惑わされ遊歩道に引き込まれたのがルートミスの始まり・・・
途中の変則十字路、ここでは遊歩道と中山道が真逆を指していて、
遊歩道を進むとつり橋の先でルートは落ち葉の中でルート消滅。
引き返して中山道を指す方向へ進むも土砂崩壊でルートは無し。
引き返す途中に中山道の標識があったものの山に入った瞬間ルートロス。
ミスの上書きで登って下りて右往左往の末、県道で峠を目指すことに。
あ~何だったんだ、時間と体力の無駄遣いでした。
県道歩くと10分ほどで標高1,180m碓氷峠、
観光客の車が駐車場からあふれて大渋滞になっていました。
熊野神社に手を合わせたらロスした時間を挽回するため、先を急ぎます。
この先で信濃國から上野國入り、まずは「長坂」を一気に下ります。
すれ違う峠を登ってきたハイカーは息も絶え絶え、本当にお疲れ様。
渡渉箇所を過ぎると少し傾斜が緩くなって合戦場跡と言われる「陣場が原」、
さらに狭い道が続きますが草木が枯れていて視界良好。
分岐も分かり易いです。
そして峠の熊野神社から30分で山中茶屋跡。
ここにはかつて児童25人の小学校があったとの事、こんな場所に?
その先は杉木立、ユルイ陽射しが気持ちいい尾根歩き。
「栗が原」にはJR信越本線の遺構・めがね橋へ通ずる分岐。ここはスルー。
「刎石の一里塚」「碓氷坂の関所跡」の先で中山道と近道の分岐、
中山道方向は何重にも倒木があったので近道でショートカット。
「覗」からは今から向かう坂本宿方面が一望。
下り坂でさらに加速して、
碓氷峠から1時間半で県道へ降りることが出来ました。
この県道を横断してガードレールの間から再び土道を下って、
浄水場脇の道を下りきると「坂本宿」(↑)
ここからは碓氷峠を越えた安堵感に包まれた街道歩き、
気付けばJR横川駅にほど近い「碓氷関所跡」まで歩いてきていました。
この日は岩村田宿から坂本宿、JR横川駅まで36km、6時間半の街道旅。
今回はここまで。
JR横川駅から東京へ戻りますが、横川駅と言えば「峠の釜めし」。
電車は1時間に1本、
目の前には「おぎのや本店」さん、、、と、言うことは・・・笑