先週末は約一か月ぶりの中山道ウォークへ。
この間にずいぶんと季節が進んだ印象の肌寒い朝、
上田駅へ向かう始発の北陸新幹線、到着するとキーンと全身が委縮する寒さ。
駅前バス停で前回の中山道を離脱した「長久保宿」行きのバスを待ちます。
そして1日2本の上田発長久保行き直通のJRバスに乗車。
乗客は僕以外にあと1人www
結局、終点・長久保で降りたのは僕ひとり@990、大丈夫か?
長久保でバスを降りると寒いながらも穏やかな陽射しが出迎えてくれました。
ウインドシェルのまま、23km先の岩村田宿を目指して歩き始めます。
長久保宿内はずっと坂道、、、朝いきなりの坂道はなんだかしんどい。。。
高札場、本陣、脇本陣、坂の突き当りに松尾神社。
境内の紅葉がキレイ・・・少々山深くなってきたので熊除け鈴をセット。
そのまま境内を突っ切って旧道に出ると、そこから「笠取峠」に向けては、
旧道、県道、中山道原道の土道の繰り返し。
最後の原道(土道)の先、斜度が増したと思ったら不意に「笠取峠」。
じわ~っと汗ばんできたのでここでシェルを脱ぎます。
峠を過ぎたら国道142号の下り坂、途中に「笠取峠の一里塚」。
さらに下ると中山道では珍しい1km以上続く松並木。
松に混じって周辺には真っ赤な紅葉、、、グラデーションが鮮やかでした。
すっかり写真に夢中になってしまいました(↑)
松並木を抜け、国道と交差した先は「芦田宿」。
あっと言う間に芦田宿も抜け、次は間の宿「茂田井宿」。
歩いた感じで受ける印象としては茂田井宿の方が栄えていた感が随所に。
石割坂を下った先には明治元年創業の「牧水」武重本家酒造の酒蔵。
過ぎると再びの上り坂、そして下り。
このルートもほぼ平らな道が無いくらいにアップダウンが続きます。
廃校になった本牧小学校の脇には真っ黄色の銀杏。
まさに秋真っ盛り!美しいです、日本の四季。
国道142号をアンダーパス、急傾斜の狭い道を進んだ先は「望月宿」。
宿場町を抜けるとこの日一番の急坂、長坂~瓜生坂~金山坂の連続。
しかも途中からは土道、あぜ道、何でも来いって感じ!
途中、百沢地区には珍しい「祝言道祖神」と言う、
宮廷貴族の装いの男女が酒を酌み交わす華麗な祝言像の道祖神。
その後は国道と付かず離れず「八幡宿」へ。
気付けば出発から3時間半が経過、もうすぐ午後1時、
お腹も空いてきたタイミングでちょうど浅間山を望む大日如来像を祀った一画。
ここで本日最初の休憩と食事(おにぎり2個)、そして給水。
それにしても紅葉も真っ盛り、
遠くに浅間山系の山々を望むこの場所は安らぎの場でした。
あまりに心地良くて、ついつい30分のロング休憩・・・