「過去に例のない危険な台風」と形容される台風14号、
今夜には鹿児島県に上陸して九州全域が暴風域に入ったようです。
とにかく安全第一、命を守る行動を!
そんな台風接近の3連休初日は穏やかな登山日和となりました。
この日の登山目的地は「苗場山(2,145m)」、
以前から行きたいと思っていた山にやっと機会を得る事が出来ました。
一週間前から天気予報を注視、天気のブレ幅を最小にしてから新幹線を予約、
朝イチの上越新幹線で越後湯沢駅へ。
北陸新幹線が開通する前は乗換駅だった越後湯沢駅、久し振りで懐かしかった~
駅前でこの日の登山メンバーと合流、標高1,260m祓川登山口到着は午前8時。
準備を整えたら早々に坂道を登り、リフト乗り場へ。
リフト使用で1時間の行程短縮、日帰り登山なので使える手段は駆使します(笑)
リフトを下車、登山道に合流したあとはひたすら苗場山を目指しますが、
大きな転石が登山道を埋め尽くしていて本当に歩き難い登山道。
降雨後は沢や滝の状態となるらしく、これは確かに歩き難い。
「下ノ芝」~「上ノ芝」間は木道とこんな転石の道の繰り返し。
やがて「上ノ芝」を過ぎ平坦路を進むと八合目「神楽ヶ峰(2,030m)」、
この先からは目指す苗場山の絶景が歓迎してくれました。
しかし、実はここからが苗場山の佳境。
一度150mを急降下してからの登り返し、、、心が折れそうになります。
途中の空洞にはヒカリゴケ、、、蛍光塗料のように輝くコケが見れます。
そしてなんとか急登を制して登山開始から3時間で苗場山の高層湿原着。
まさに天空の楽園、
目の前には広大な湿原に3,000個の池塘が織り成す絶景(↑)
これが山頂部に広がるって奇跡としか思えない・・・
山頂ヒュッテ近くの見晴らし台でしばし絶景観賞。
ひと足早い草紅葉を満喫したのち、下山開始。
高層湿原の平坦路を離れると再びの急降下、そして急登。
神楽ヶ峰で休憩した後は一気の下山。
下山時はリフトは使えず、結局7時間の日帰り登山となりました。
この日の反省会は越後湯沢駅前の「中野屋」さんでへぎ蕎麦。
生ビール、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを飲みつつ、
舞茸天ぷら、、、これ、本当に美味しい。お土産にしたいくらいでした。
約1時間半の反省会を終えたら再び上越新幹線で東京へ。