一週間前の天気予報では暴風雨で登山不適の予報でしたが、
当日になってみれば朝から快晴、ほぼ無風、気温も高め、
これって天気良すぎじゃない?
そんなわけで先週末は絶好の夏山登山日和。
東京から上越新幹線で上毛高原駅へ、ここでこの日のメンバー3名と合流。
そこから路線バスで50分、谷川岳ロープウェイで天神平到着は午前9:30。
昨年10月に来た時は雨で寒くて視界が悪くて見えなかった谷川岳山頂や、
北東に広がる300名山「朝日岳」もこの日はクリア。
登山開始。
はじめは緩やかなアップダウンの木道が熊穴沢避難小屋まで続きます。
ここで小休止、
’MJ’とプリントされたお揃いのTシャツを着た前橋女子高の山岳部?
元気のイイ山ガールが大勢!礼儀正しくて気持ち良かったです。
さて熊穴沢ノ頭を過ぎると「天狗の留まり場」までゴツゴツした岩肌の登り。
登山者も多く、ロープ場・鎖場では渋滞。
そんな中を同行者のペースに合わせてゆるゆると登ります。
背後からの直射日光が痛いくらいに強くて、水分補給しつつ夏山満喫。
そして肩の小屋、ここまで来ると双耳峰のひとつ「トマの耳」はすぐそこ。
それにしてもこのあたりの昆虫は異常な数、特にトンボ!!
無数のトンボが人を全く怖がらず、帽子やザックや指先にも平気で止まります。
咲き揃った花々にハチやアブ、チョウも乱舞、一種異様な光景でした。
そして登山開始から2時間半で「トマの耳(1,963m)」。
さらにもうひとつの頂「オキの耳(1,977m)」へ。
登頂したあたりから天候が悪化、新潟方面から一気に雲が沸いてきました。
冷たい風と共に湿気の多い霧が吹き付けます。
耳を澄ますと遠くで雷鳴、、、これはマズイ。
慌てて下山開始。
眼下の水上方面は雨に煙っています。
とにかく標高を下げようと、熊穴沢避難小屋まで一気に岩肌の斜面を下山。
熊穴沢避難小屋でひと息。
雨は降り出さず、雷鳴も遠ざかった感じ。やれやれ。
結局、全行程5時間で谷川岳の夏登山は無事終了、
下山後は再び路線バスの旅。
JR上牧駅近くの日帰り温泉「風和の湯」で汗を流してから反省会です(笑)