前夜からの雨は小雨に変ったものの、肌寒い博多の朝。
宿泊していたホテルで朝カレーを頂いて、福岡空港へ移動。
保安検査を通過してバスラウンジ81番搭乗口へ。
ここで同行者2名と合流、3名で離島登山に向かいます。
3連休初日、ほぼ満席の8:35発の福江行きのオリエンタルエアーブリッジのQ-400型機、
ANAとのコードシェア便で機材もANA。
離陸後、ずっと雲の中を西へ40分ほど飛行して五島列島上空。
時々、雲の切れ目から青い海と緑の山々が見えました。
一度、福江空港上空を通り過ぎてからUターンして定刻通りに「五島福江空港」着。
気温9℃、小雨。
早速レンタカーをピックアップ、半年ぶりの離島登山開始です!
初日は五島最高峰・父ヶ岳(ててがたけ)のピークハントですが、
登山口の七嶽神社へ着くとすでに午前11時、
比高差430m、コースタイム4時間以上のルートですので、
準備を整え、七嶽神社に参拝を済ませたら小雨の中を急ぎスタート。
カッパを着るほどの雨ではありませんが、スパッツとハードシェルを着用。
最初は舗装された林道、やがて苔生した長い階段、、、金比羅さんを思い出します。
その先には七嶽神社の奥殿、元来ここに本殿・拝殿があったとの事ですが、
昭和55年に焼失後、800m離れた現在の場所に再建されたとの事。
奥殿を「巨木コース」で左に迂回した先で父ヶ岳~七ツ岳を結ぶ尾根道と合流。
ここから父ヶ岳山頂までは1時間50分のコースタイム。
しかし、目の前に立ちはだかるのは樹林の中の急登路。
普通はこんな道は無いでしょう~と言うほどに真っ直ぐな急登路。
太いロープ、そして樹木を支えに身体を重力に逆らって上へ上へ・・・
クリアしたあとは354m、328mの無名峰をハントして、山頂直下へ。
ひと息入れたら最後の急登に取り掛かります。
息を切らしながら120mを一気に登ると、360度の視界、
標高461m、強風吹きつける父ヶ岳山頂!
時刻は午後1時、風があまりにも強かったので120m下山した無風エリアで昼食。
おにぎり、菓子パンをアクエリアスで流し込みます。
下山は登りと同様に樹林帯を進みますが、
天気が悪い分、だんだんと薄暗くなってきました。
下山途中、この日最初で最後の登山者との擦れ違い、お互い気を付けて行きましょう。
特に急登路の下山は慎重に、慎重に、と思っていたら同行者1名が体調不良に。
少しペースを落として下山、、、結局、3時間50分で下山できました。
まずは福江島初日、お疲れ様でした~♪