今月初めの週末、高尾山周辺はコロナ明けのリベンジ消費の一環もあり、
また紅葉目当てのハイカーも多いと思われたので、
人気の少ない北高尾山稜のマイナーコース「杉沢の頭北東尾根」へ。
午前9時半、JR高尾駅から陣馬高原下行きの西東京バスを松竹で下車、
滝沢川に沿って上流へ。
民家が無くなり舗装路が終わり、林道が始まるあたりがスタート地点。
「杉沢の頭北東尾根」と呼ばれるルートに張り付きます。
導入部が不明瞭でしたが、冷静に読図をすればルートは見えてきます。
そしていきなりの急登、緩やかになったと思うと再びの急登。
目印のテープと、地図とを比べながら尾根部を進みます。
道標は一切無し。
やがて不意に下りになって林道へ。
ひと休みののち、林道を渡って再びの急登と平坦な尾根道の繰り返し。
スタートから約2時間で標高547m「杉沢の頭」到着、北東尾根を踏破。
少し南下すると「富士見台(556m)」。
地名通り、木々の間からは富士山山頂が見えていました。
ここで昼食をとった後、下山は「西尾根コース」で八王子城山方面へ。
このルートは道標も完備、迷う事は無いルートです。
途中にはいたる所に八王子城跡の遺構。
八王子神社の先からは都心から多摩丘陵、横浜方面の大展望。
心源院歴史古道を少し進んでから北条氏照の墓所を経由して下山。
約4時間の山旅、
落葉のクッションが効いた快適なルートでした。
下山後は高尾駅まで30分ほどかけて歩き、
京王口近くの蕎麦屋「多摩の里」さんで一杯の「かけそば」、、、
これが冷えた身体に沁みてウマかった。