先週末、香川出張のついでに8年振りの三嶺へ。

過去に3回登っている山ですが、いつも違った表情を見せてくれる山、

ここは徳島県と高知県の県境の山であり、四国でのツキノワグマの生息域

三嶺と書いて高知県では「さんれい」と呼び、徳島県では「みうね」。

調べると歴史的には徳島県側の呼び名が正しいようです。

 

  

 

さて、この日は山頂への最短ルートである徳島県三好市名頃からのアクセス。

午前9時、登山口は鉄塔工事で閉鎖中のため仮設道からの取り付きます。

落葉を踏みしめつつ始まる急登、急登、急登。

いつもココロが折れ掛かりますが、何とか宿り木の森を抜け、林道までを1時間でクリア。

ひと休みののち、尾根道の緩やかな登りを「ダケモミの丘」へ向かいます。

ダケモミの丘、8年前は無残にシカの食害にあっていましたが、

食害防止用のフェンスが張られ、樹一本一本にもネットが取り付けられていました。

これで食害から守られるといいのですが、何とも心もとない感じでもありました。

ダケモミの丘の先は再びの急登、そして登山道に少しずつ笹が増えてきて、

山頂直下の南斜面に出るとふいに大展望!

剣山から次郎岌の麓を経由する縦走路が一望。

 

  

 

この先は急斜面にへばり付くような細い道になります。

すれ違いが厳しい個所もあるので前後の登山者との距離感を意識して登ります。

やがて登山開始から3時間、山頂手前の池に到着。

右へ行くとヒュッテ、左方向へ300m進んで三嶺山頂(1,894m)到着!

 

  

 

360度の絶景を独り占め、そして山頂三角点タッチ

山頂の標識は、、、新しくなっています。

以前の標高標識に比べるとデザイン性が高い!

んっ?あれっ?標高が違う、、、それで標識を変えたのかな?

8年前の写真(↑右)を見ると間違いなく1m高くなっていました。

2014年の国土地理院の標高値改定の対象だったようです。

 

それにしても山頂は風が強い上に寒い、、、

ハードシェルを着込みましたが、斜面には雪、池の水も凍っています

早々に山頂を離れて風をしのげる場所でランチタイム。

 

 

夕刻から天候が崩れる予報でしたので、早々に下山。

登りの半分の時間で無事下山できました。

三嶺、何度登っても良い山です。次はいつかな・・・