先日の奥州道中ウォーク、

無事に幕府管轄の最終宿「白河宿」に到着。

これで奥州道中86kmは完歩!、、、と、思いつつも、

実はこの先は諸藩が管轄する街道が「仙台松前道」として、

津軽海峡を越えて北海道まで伸びているらしい事も知っていて・・・

そんなわけで翌日、ホテルの無料朝食を頂いた後、再びの街道ウォーク。

白河宿の本陣、脇本陣を確認、

さらに奥州街道の「その先」をこの目で見るため白河市街地を抜け、

JRをアンダーパス、阿武隈川を渡り、「女石」地区へ。

小さな峠を越え市街地から3kmほどで女石追分に到着。

この先、右手に緩く弧を描く道が「仙台松前道」、

そして突き当りを左手に折れると「会津越後道」、

ここがまさに追分、そして奥州道中の終着点。

あ~、感慨無量・・・

 

  

 

追分を確認したので白河市街地へ戻ろうと思いましたが、

せっかくここまで来たので、少しだけ仙台松前道へ。

すると追分のすぐ先の右手に石仏石塔群があって、その中に「遊女志げ女の碑」(↑)。

戊辰戦争時、悲劇の死を遂げた遊女しげについて記す碑でした。

碑文を読むうち、幕末の混乱の時代に愛すべき者のため、

命を懸けたひとりの女性の一途さに思わず涙腺が緩む自分・・・

まさかこれが地名「女石」の由来?

 

このあとは再び市街地に戻り「小峰城」周辺を散策して、

JR白河駅からJR新白河駅までひと駅歩き、そこから電車で東京へ。

そして奥州道中のその先へは、いつかまた・・・