先週の三連休、全国各地の行楽地にはたくさんの人出、
賑わいが戻ったと喜ぶ一方でこれがコロナ禍拡大の原因との指摘も。
国の施策がどこへ向かおうとしているのか、良く見えない状況になってきました。
そんな中、3密を避けて街道ウォークに出掛けました。
目下の舞台は「甲州道中」。
都内から電車を乗り継いで前回の撤収ポイント、「石和宿」へ。
JR石和温泉駅に着いたのが8:30、身支度を整えてスタートします。
手袋とウインドシェルを着込んでいますが、それでも朝は寒いです・・・
ウォーミングアップを兼ねてゆっくりゆっくり、そして徐々にスピードを上げて、
7km先の甲府を目指します。
国道411号線がかつての甲州道中。
酒折の「山崎刑場跡」を過ぎると箱根駅伝でも有名な山梨学院大学。
キャンパスには「必勝 箱根駅伝」。
JR身延線をくぐって塗籠土蔵造りの旧家を過ぎると甲府市内。
1時間強歩いて身体もずいぶん温もってきました。
「甲府柳町宿」の中心地、相生歩道橋から西を望むと南アルプスに雄姿。
あっと言う間に市街地を抜けて貢川を渡ると、
道路脇に黄色く色付いたサイカチの古木。ここでひと休み。
この日は翌日の行程も考慮して13km先の韮崎宿まで20kmの予定。
狭い割には交通量のある道を進み、竜王駅前を過ぎると道はさらに狭くなって、
歩道が消えた・・・(笑)
しかも甲府を出てからずっと続いていた緩傾斜の登りが、
いよいよ本気モードの登りに。
それと同時に道端に道祖神が増えてきました。
「下今井の町並み」、「煉瓦造の架道橋」、「塩川」
そしてJR中央本線と並行する道へ出ると「韮崎宿」はすぐそこ。
「馬つなぎ石」の先に「韮崎宿本陣跡」。
ここまで20km、今日はここで終了して甲府へ戻り投宿します。